去年買ったバフビューティー、アンクルウォルター、ストロベリーアイスのつるバラを地植えにする予定でしたが、植える場所が少し日陰なので、このままでは元気にならないと思い、業者に頼んで庭のコーナー部分を底上げした花壇にしたいと思ったのですが、そうなるとお金がかかる…
色々物入りの時期なので、工事は厳しい。
かと言って、つるバラをそのままにしては置けない…どうしよう?
鉢植えに仮植えして、時期がきたら地植えする
一旦、つるバラたちを植え替えて鉢植えにすることにしました。
とはいえ、植え替えってかなりの労力がかかる上、根詰まりした鉢から取り出して、また植える作業が物凄く大変。
そして、仮植えした大きい鉢(しかも3つも!)はどうする?
頭抱えました…
それなりに大きい鉢は金額も高いですし、場所も取る。倒れたら割れてしまうというデメリットも。最初から鉢を捨てる事を前提で買うのももったいない。
しかし、8号鉢でそれなりに丈夫で安い鉢を見つけて、購入したのですが、転勤を考えるとやはり厳しいと思い、小さい鉢とクランベリーを植える鉢とポットフィートを再注文して、前の注文をキャンセルしてもらいました。ごめんなさい。
代わりに、宣伝しておきます。
寄せ植えに合う鉢、多肉やセダムを植える浅型の鉢、バラを植えたら映える鉢を多く取り扱っていて、その上安くて丈夫と評判の良いお店です。
バラの鉢はキャンセルしましたが、アイビーとつる性ガジュマルの植え替え、クランベリーの鉢増し、ポットフィートをどっちゃんさんで買いました。
ライフモカの鉢はとても重厚感あって、素敵な色合いです。つる性ガジュマルとアイビー(雪ほたる)を植えたのですが、葉の緑と生えてとても素敵で満足しています。
クランベリーの鉢増しにある程度高さのある鉢を探していました。クランベリーは育つと枝が垂れるので、旦那が垂らしたい!というこだわりの元、どっちゃんさんで探しました。
お店の対応も良かったし、割れ物なのでしっかり工夫して梱包されて届くので安心です。
是非色んな鉢を探してみてください。
きっとお気に入りの鉢を見つけられます!
鉢の穴場ショップをやっと見つけたので、人気が出て売り切れてしまう可能性があると教えたくない!けれど、こんな素敵な鉢屋さんをもっと知ってもらいたいという気持ちと、せめぎ合ってます。
ルーツポーチという選択肢
上記の通り陶器の鉢となると、場所も取るし、狭い庭でうっかり割ってしまう可能性がある為、どうしようか悩んでいたところ、ルーツポーチの存在を知りました。
ルーツポーチはリサイクルで作られた不織布で、分解性タイプと非分解タイプの2タイプがあります。
e-花屋さんにお問い合わせしたら、色で分解性か非分解性かに分かれていることが分かりました。
分解性タイプのルーツポーチ
ルーツポーチを土の中に植えると、3〜4年と4〜5年かけて土に還るのが分解性タイプです。
3〜4年かけて土に還るルーツポーチはグレー色。
4〜5年かけて土に還るルーツポーチは黒色。
布鉢が土に還るので、仮植えした後にそのまま地植えする事が出来ます。
植物を鉢増しする時に、取り出すのが面倒な場合はそのまま植え替えする鉢に植えてしまえばよいんです。
勿論、植えていた植物を取り出した場合は洗って畳んでしまっておく事ができるので、場所も取りません。
土の中に植えない限り分解は進まないので、そのまま鉢として使う事も可能です。
ルーツポーチを再利用したい、そのまま植えると土に還るけどもったいないという人は、ルーツポーチから植物を移植するためだけに作られた移植鎌、トランス・プランティング・シックルという商品があります。
ルーツポーチはダンゴムシが多い場所に置いてしまうと、ダンゴムシが分解してしまう可能性が高いので、ポットフィートなどで地面に付かないように置いた方が良いかもしれません。
ルーツポーチが地面に付かない上に、オシャレに見えます。
どっちゃんさんでイタリア製のポットフィートが激安だったので買っちゃいました!
非分解性タイプのルーツポーチ
文字通り土の中に植えても、分解されない布鉢です。
基本、鉢として使うと思いますが、この非分解性タイプのルーツポーチに植えた上で地植えする事もありかなと思っています。
根張りの勢いが他の植物を弱らせるようなクレマチスの場合に有効だと思います。
持ち手タイプの大きいルームポーチを寄せ植え用に買いました。
夏は日陰に移動させる事もできるので、夏に弱い植物を寄せ植えしたいと思っています。
これに植えたのはラナンキュラス ラックスのアドリアネとティーバ。それに、宿根ネメシアを挿し芽して、避暑させる予定です。
ルーツポーチのデメリット、土が乾燥しやすい対策
ルーツポーチは布なので、土が乾燥しやすいのがデメリットです。
※逆に根腐れしにくいというメリットもあります。
特に水が好きなバラなどは、夏場に水切れしやすいので、注意しないと枯れてしまいます。
そこで、ルーツポーチを使う時は、最初に保水剤を土に混ぜておくと水切れしにくくなります。
既に植えている鉢に混ぜる場合は、割り箸など数カ所深く穴を開けて、少量入れて土を埋め戻します。
水をあげると給水して、ゼリー状になります。
保水剤は植え替え時に土に混ぜる
ルーツポーチは底石が要りません。
ルーツポーチに土を1/3ほど入れて、有機肥料やオルトランなどの薬剤、保水剤を規定量入れて混ぜます。
その上に根が直接肥料に当たらないように土を入れてから、植物を置いて、土を追加します。
最初から保水剤を埋め込んでおけば、浮き上がることもなく、根が伸びてくれば、保水剤の役割を果たしてくれます。
後から保水剤を埋める場合
後から保水剤を埋めたい場合は、もう一度植え直すか、割り箸などで奥深く穴を開けて、少量ずつ保水剤を埋めていきます。
保水剤は水を吸って膨張しますから、1つの穴に保水剤を入れすぎると、表面まで浮き上がってしまいます。
下手すると、鉢から保水剤ごと土が溢れてしまう事に…
なので、かなりの数の穴を開けて、分散させた方が良いです。
保水剤は2種類買いました。
バラなど大きい鉢に使う場合は、思った以上に使うので、ある程度の量を買った方が良いかもしれません?それに、数年後には土に還るので、残っても使う機会があると思います。
保水剤のメリット
保水剤のメリットはそれだけではないんですよ!
旅行で留守にする時や夏の水やりの頻度を減らす事ができるんです。
土何リットルに対して、何グラムと規定量がありますが、水やりの頻度が高い植物には多めに、乾燥を好む植物には少なめにと、自分で調整してベストな量を入れる事も可能です。
その上、無害で数年後には土に還ります。
環境にも優しいんです。
もう少し保水剤の認知度が上がってくれればなと思うんですよね。
試しに年末年始に同市内の実家に帰省する時に、室内に置いてあった水切しやすかったアイビーの鉢に保水剤を仕込んでみましたが、1週間以上枯れずに元気でした。
また、実家帰省前につるバラをルーツポーチに植え替えたのですが、晴れが続いた1週間でしたが、枯れずに元気でした。
これなら、冬の間は野ざらしで水やりしなくても大丈夫そうです。
流石に1週間以上晴れが続いた場合は水やりが必要だと思います。
まとめ
最近、園芸用の便利グッズが数多く開発されています。
そうした便利グッズを上手に使いこなして、植物を枯らさずに大事に育てたいですね。
買う事で、次の便利グッズを生み出す資金にもなります。そうして、開発してくれた企業さんに還元して、もっと良い商品を世の中に出して欲しいです。
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