まだ少し蕾を残していましたが、殆ど咲き終わったローダンセマムの剪定を行いました。
今年は暑さが早いので、早めに剪定して風通し良くしておかないと根腐れしてしまいます。
ローダンセマムは蒸れに弱い
先日の長雨で涼しかったのにも関わらず、根元がかなり蒸れていたので、短く剪定しました。
ローダンセマムはこんもり咲くタイプの為、風通しが悪くなり、梅雨の長雨と湿気で風通しが悪くなり、蒸れて枯れてしまう可能性があります。
剪定のタイミング
ローダンセマムの開花時期は3〜6月頃なので、梅雨頃には花が終わります。
花が咲き終わったら、株の体力温存と風通し良くさせるために、花の剪定と同時に切り戻しを行い、ある程度短く剪定する事をお勧めします。
ちょうど花終わり頃にアブラムシが付く時期になるので、その前にオルトランを撒けば良いのですが、オルトランを節約したい場合は花終わる時期に短く剪定してしまった方がラクです。
去年は剪定しなかった気がするので、枝がかなり間延びしていました。
剪定しないと、間延びしながらどんどん広がっていきますが、風通しもその分悪くなります。
簡単な株の更新ポイント
ローダンセマムは挿し木で増やせます。
挿し木して増やすのも良いのですが、間延びした枝が土につくと、そこから発根するので、それを利用するのも1つの手段です。
増やしたい場合、1本だけ剪定せずに間延びさせて、土を被せてくと簡単に増やせます。
発根したら、根を抜いて別の場所に移植を数回しており、成功率高めです。
株の更新をしたい場合は、このやり方が有効です。
短く剪定が不安な場合は…
徒長してしまうと、短く剪定するのに勇気が入ります。
新芽が出ていれば、その上から剪定すれば安心なのです。
しかし、木質化していると、新芽が上の方にあるので、短く剪定すると枯れてしまうのでは?と不安になります。
そこで、半分短く剪定して、半分は芽が出ている部分で剪定するか、剪定しないでおきます。
数週間後に短く剪定した枝から新芽が出てきたら、安心です。
その新芽が少し育ってきたら、残りの半分を剪定します。
半分剪定することで、株の間に風通し良くできます。
剪定後に肥料をあげると、新芽が育ちやすくなります。花後なので、夏越しの体力をつける為に活力剤や液肥を梅雨が来る前に上げておくと良いです。
こんもりコンパクトに育てる
ある程度短く剪定しても、来年にはこんもり育ちます。
剪定せずに放置すると、株が弱る上、蒸れて枯れる原因にもなるので、できるだけコンパクトに育てるのがベストです。
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