クレマチス「カイウ」が開花しました。
クレマチス「カイウ」、開花する為にちょっと注意しないといけない事があります。
儚げな「カイウ」
真っ白な壺形のクレマチスと思って購入したのに、白地に薄い紫色が入っていたのを見てビックリしたクレマチスです。
これはこれで神秘的な色合いで、儚げな印象でお気に入りのクレマチスの1つです。
クレマチスを実際に購入してみると、やはり購入した時の写真の印象と異なる場合があったりします。
今でこそ、スマホのカメラ性能が上がって、鮮明に映るようになりました。
一昔前はガラケー、更にガラケーからスマホへの以降時はそれほどカメラ性能は高くありませんでした。
また、クレマチスは咲き始めから咲き終わり、更に咲く時期や一番花二番花によっても、花色や花の形が変わる事もあり、写真だけで判断するのは難しかったりしました。
今はInstagramのタグで投稿されている品種で探すと、同じ品種でも見比べる事ができるのが良いですよね。
クレマチス「カイウ」開花の秘訣
クレマチス「カイウ」は、我が家で育てているクレマチスの中でも、生育旺盛な部類です。
低いフェンスを横に這って、エゴノキに到達すると、エゴノキの枝を頼りに上に上にとツルを伸ばしていきます。
結構上に上がったなぁと思った頃に開花します。
上の方でしか、開花したのを見た事がありません。
低いフェンスに這っている時は開花しないんです。
この事から、クレマチス「カイウ」はある程度ツルを延ばさないと開花しない事が分かりました。
クレマチスが中々開花しないという方は、もしかしたらツルが伸びたりないからかもしれません。
ツルを伸ばしてあげて、出来るだけ高さが保てるフェンスやオベリスクに絡ませてあげると良いです。
ツルが伸びすぎると手入れが大変?
クレマチス「カイウ」の開花後、どうしているかというと、一度開花したら弱剪定しています。
秋に開花が見込まれるからという理由からではありません。
一番の理由は夏越しの為の体力温存の為です。
夏暑くなると、クレマチスも成長が鈍化します。
じっと耐えている感じですね。
なので、花後は弱剪定に留めて、開花はさせないようにします。
また、秋に涼しくなり開花が見込まれる品種もありますが、私の場合は花を咲かせないようにします。
というのも、夏バテ後に栄養をあげて花を咲かせようとがんばらせてしまうと、翌年の開花に支障が出てしまいそうで…
栄養あげれば良いだけではありません。
ちゃんと夏バテ後は、翌年の芽吹きに向けてしっかり養生させてあげたいと思っているからです。
大体の品種は夏バテで開花どころではありませんけどね。
新枝咲きは、冬になれば自然に枝が枯れるので、古枝引っ張れば簡単に取れます。
新枝咲きの品種なら枝が伸びても平気!
地上部分を少し残してから剪定して、枝を片付ければラクチンです。
まとめ
殆どのクレマチスはある程度ツルが伸びたら蕾ができて開花し始めますが、「カイウ」だけはちょっと違います。
カイウのようにツルを伸ばさないと開花しない品種は他にもありそうなので、開花しなかったら試してみてください。
エゴノキに絡まって、風が吹くとカイウの花がふわふわと浮かんでいるようにそよいでいる姿を見ると、なんとも言えない風情を感じます☺️
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