カリブラコア カメレオンの育て方

去年の5月下旬に購入したカリブラコア カメレオン Wティンクルピンク。

カリブラコアは非耐寒性の多年草で、冬の寒さには弱い。今年は寒波が何度か来ても、そのまま放置…

目次

冬越し対策

カリブラコアを植えている場所には、地植えで冬越しして2年以上経っているペチュニアがいます。

もしかしたら、カリブラコアも…と思って、何か対策しなければ…と思いつつも、2月まで何もせず?

途中、寒波が来て-5度近くまで下がりましたが、萎れることもなく、全然平気でした。

霜に当たってもヘッチャラでした。

他の場所には不織布を張ったりもしたのですが、ペチュニアとカリブラコアには全くせず。

通常、ペチュニアやカリブラコアは冬越し対策しないと枯れてしまいます。

なのに、うちの子たちは寒波が来ても全然平気。

しかも、秋に挿し芽した若いカリブラコアも枯れていない!

冬の陽当たり良好な場所なら冬越しは余裕?

カリブラコア カメレオンは日当たり良好な西側に地植えしています。

既にペチュニアが数年以上冬越しできているので、もしかしたら、カリブラコアといけるんじゃないか?と思いました。

そして、無事に冬越しできてしまいました!

夏越し

夏越しは余裕でしてくれるので、水切れだけには注意します。

夕方、涼しくなった時間帯に水やりをします。

株が大きくなって、花付きが悪くなったら、思い切って剪定します。

夏は結構暴れるので、コンパクトに育てたい方は、こまめに剪定すると、フワッとこんもり咲かせてくれます。

放置すると、暴れた枝に花を咲かせるので、見栄えが悪くなりますし、枝が古くなると花付きが悪くなるので、こまめな剪定をお勧めします。

暴れた場合は、根元付近の新芽上で、バッサリ剪定しましょう。

懸念事項は木質化

無事に冬越ししたカリブラコアですが、根元付近は木質化しており、更に根元がスカスカの状態です。

枝先に栄養がいってしまい、根元がスカスカになっている状態なのです。

カリブラコアの木質化で剪定

根元ギリギリの部分に新芽が出ている場合は、思い切ってバッサリと芽の上で剪定します。

剪定した先の部分は、挿し芽をして、保険株を作っておくと良いですね。

もし、根元付近に新芽がない場合は、株を更新した方が良いので、親株を残しつつ、新芽で挿し芽をします。

挿し芽に根が出たら、親株を抜根して、根が出た苗と入れ替えます。

木質化が激しいと花付きが悪くなったりするので、毎年株を更新した方が良いとは思います。

秋に挿し芽したものは木質化していないので、ちょうど良いかもしれません。

株を維持するサイクルを作る

挿し木ができて、木質化するタイプの植物は、毎年更新する方が良いです。

そこで、毎年春の時期に華やかになるように、秋に挿し木OR挿し芽をします。

秋になったら直ぐに挿し木苗を作り、発根したら、冬が来る前に鉢植えOR地植えをして、根付かせます。

冬はじっと寒さに耐えていますが、春になったら若芽を付けて、ちょうど良い感じになります。

この挿し芽挿し木を春にしてしまうと、根付かぬ内に梅雨が来て、夏越しできる体力なく枯れてしまう可能性もあるので…

保険株を作る為に挿し木します。

挿し木から根が出るまで、親株は残します。

挿し木苗が育ったら、親株を引っこ抜いて、挿し木苗を植えます。

木質化が目立つ時は?

親株を残したい…でも、木質化が目立つ。

なんとかしたい!という場合の方法です。

春が来て、木質化した枝から新芽が出てくると思います。根元を見て、1番下の方の新芽を残して、剪定していきます。

新芽が育つまで、古い枝の葉っぱは少し残しておく方新芽の成長が速いかもしれません。

一時的に丸坊主状態にはなりますが、古い枝を残すと花つきが悪くなるので、ギリギリのところまで刷新したいところ?でも、中々勇気が出ないので、こんな感じになりました。

新芽が育ってきたら、古い枝を全て剪定します。

できるだけ古い枝を剪定して、若い枝を根本から延びるようにする予定です。

カリブラコアはペチュニアと同属だった!

カリブラコアとペチュニアは元々同属でした。

ペチュニアが冬越しできるなら、カリブラコアも同じエリアなら冬越しできる可能性は大きかったのです。

そして、もうずっとペチュニアは5年位地植えで植えっぱなし。あまり花は咲きません?

しかし、今年なぜか多い茂らせています。

連作障害に気を付ける

実はペチュニア、カリブラコア共に連作障害があります。

地植えしたペチュニア・ヴァンサンカン『葵のヴェール』は2020年4月に購入したので、既に3年目を迎えています。

3年地植えしっぱなしだと、連作障害が起きてますよね、確実に?

でも、ペチュニア枯れません。

それどころか、今年は元気に覆い茂ってます。

あれかな?

ミニバラの土壌改善が効いたのかもしれません。

ミニバラに本格的にテコ入れしたのが、娘が産まれて少し余裕ができた頃です。

それまで、肥料もあげられず、お世話があまりできなかったので、夏は全ての葉っぱを落として弱り、秋に復活して…とあまりお花を咲かせる状況ではありませんでした。

娘が少し大きくなり、流石に可哀想なので、ミニバラに堆肥や有機肥料、更に万田アミノアルファと土壌改善をしました。

ミニバラ元気になり、夏の猛暑でも葉を全て落とさなくなりました。

地植えペチュニアが元気になったのが、正にこの時期と重なっているんです。

ミニバラの手前にペチュニアを植えているので…。

ペチュニアから少し離れた所のミニバラの前にカリブラコアを植えています。

土壌改善をして連作障害を防ぐ

連作障害で通常は避けた方が良いはずなのを3年間植えっぱなしでいるので、保険株を作り、別の場所に植えて保険株を作っておいた方が良いと思いました。

土を変えれば良いとは思うのですが、地植えです。

仮に鉢植えだとしても土の処分に困ります。

古くなった土をどうするか?再利用するか?捨てるか?どこに捨てるか?色々問題ありますよね…

そういうわけで、私は土壌改善で凌ごうと思いました。

万田アミノアルファ土母で土壌の菌を活性化し続けるんです。

連作障害に効果ある菌の墨汁も効果ありそうですね。

3年目のペチュニアが元気なところを見ると、連作障害に土の菌を活性化させる万田アミノアルファや土母は有効だと実感しました。

今年も満開なカリブラコア(2023/5/2撮影)

土を入れ替えるのも労力とお金がかかります。

それなら、こうした土壌改善する液肥を使うのも手段の一つだと思いました。

ラクチンです。

堆肥撒いて、万田アミノアルファを撒いておけば、スコップがザクザク入るくらい土が柔らかくなるんですから。

土が柔らかくなったら、固形の有機肥料を混ぜ込んでいます。

これだけで土壌改善になります。

まとめ

冬越し(関東以南)も夏越しも余裕で出来てしまうので、カリブラコアはお買い得な品種です。

連作障害の対策さえすれば、地植えでも元気にしてくれます。

最近はペチュニア同様、品種改良が進み、アンティーク色やフリルタイプの可愛い品種も出てきています。

お気に入りの品種を見つけて、育ててみませんか?

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