暖かくなり、クレマチスの芽吹きの季節がやってきました。
冬眠せずに冬越ししたもの、芽吹きが早かったもの、まだ芽吹いてないもの…クレマチスの個性によって芽吹きの時期は様々です。
流星は今年も常緑のまま冬を越した
2024年の冬も暖冬だったからか、流星は常緑のまま冬越ししました。
完全に季節の影響で今までの枠に当てはまらない状態になっています。
旧枝から新芽が出てきて、その新芽に花が付きます。
常緑のまま冬を越すので、芽吹きも早いし、成長速度も圧倒的に早いです。
雪が降ったり、寒波がきてマイナス気温になっても地上部分は枯れることはありませんでした。
すごく丈夫で、花つきも良く、おすすめの品種です。
常緑のまま冬越しした品種
今年は去年より常緑のまま冬越しした品種が多かったです。
全て新枝咲きで、必ず地上部分を少し残して剪定するのですが、上記の品種は残した部分の葉っぱが常緑のまま冬を越しています。
他の品種は残した枝が枯れるので、土の中から新芽が出てきますが、常緑のまま冬越しした品種は、生き残った葉っぱの枝節から新芽が出てきます。
地上部分の枝が抜けてしまった「アメージング・グレイス」も芽吹く!
良かったよぉーー!
去年に引き続き、地上部分を残していた枝がなくなってしまい、今年芽吹くか心配していましたが、ちゃんと芽吹いてくれました…。
去年は枝が弱く、花を咲かせる事ができなかったので、今年はどうだろう…?
芽吹いてくれただけでも御の字ですが、あの可愛いお花を見たいので、なんとか頑張って欲しいと思っています。
芽吹いた位置が分かったので、周囲の土を少し解して、有機肥料を混ぜておきました。
どこに植えてあるか分からない状態だったので、下手に土を掘って寒肥を混ぜ込めば、株を痛めてしまいそうだったのでやめました…。
毎年枯れないか心配になる、一番弱い子なので、今年こそは挿し木をして保険株を作っておきたいです。出来るかな〜?
芽吹いた子
上記以外で芽吹いたクレマチスは以下の通り。
- カイウ
- 這沢
- 妙福
- モアフィールディ
- ティンクル・ピンク
- テンテル
- ハーグレイ・ハイブリッド
ハーグレイ・ハイブリッドが一番遅く芽吹きました。この子はいつも目覚めが遅くて心配になります。
みんな枯れずに芽吹いてくれる
1つを除いて、芽吹いてきているので安心しています。
クレマチスはネコブセンチュウの問題があるから地植えしない方が良いのですが、もう地植えして5年以上経ってます。
クレマチスの株周りの整理を!
芽吹いてくれたので、株の周りを風通し良くしておかないと、蒸れて病気になりやすくなります。
細菌が繁殖しやすくなると、クレマチスは立ち枯れ病になります。
その際はクレマチスの株ごと処分という人もいるのですが、立ち枯れ病になっても、周囲のクレマチスに伝染する事は一度もなかったし、枯れる事もありませんでした。
更に言えば、地植えです。
地植えすると鉢植えより強くなるのかな…?
よく分からないけれど、他の植物と植っているので、競争原理が働いて強くなるのかも?
立ち枯れ病になった場合、いつも株周りを整理して、風通し良くします。
更にベニカXファインスプレーを散布して消毒。
季節によっては芽吹き返します。
これで立ち枯れ病から100%復活してます。
春は一瞬で終わります。
周囲に匍匐性の植物を植えていると、一瞬で覆い茂るので、なるべく早めにクレマチスの株周りを整理して、こまめに手入れをし続けます。
それが立ち枯れ病を防ぐ1番の予防ですね。
これを怠ると…絶対どこかの株で立ち枯れ病を発症してしまいます。本当に?
一番芽吹きが凄いのは…?
ズバリ、ティンクル・ピンクです。
もう地中から7〜10本、新芽が出ています。
その次に芽吹きに勢いがあるのは、這沢です。這沢も5本くらいの太い新芽が出ています。
この2本は毎年芽吹きが凄いです。
他の品種も、もう少し深植えしておけばよかったと反省中です…。
挿し木をして、追加で植えておくべきか…本気で悩んでいます…。
レビュー&コメント