転勤で3年間放置した庭は、厄介な雑草に覆われて、植物の世界でも弱肉強食をまざまざと見せられました。
強靭で旺盛なラベンダーやバラ、ランナーで増えていくツルニチニチソウ、地下茎で増える雑草…もう1から庭を作り直して、次の転勤に備えようと思います。
そこで、転勤族が植えてはいけない植物、要注意雑草のリストを作りました。
庭に植えてはいけない植物リスト
アイビー(へデラ)
とにかく最初に家を買って駆除に手を焼いたのがアイビー(へデラ)です。
地下茎が太くなりすぎていて、一筋縄ではいきませんでした。
土を掘り起こしながら、地下茎を辿りながら抜いていきましたが、転勤前に除去できなかった部分(エアコン室外機の後ろ)が今更ながらに生えてきています。
エアコンの室外機の中まで入り込むので、エアコンなどが邪魔で除去できない部分は、もう除草剤で徹底的に駆除するしかないと思っています。
ツルニチニチソウ
ランナー&地下茎で増えます。
3年放置すると流石にランナーで増えた地下茎が太くなり、根っこごと抜けないという状態です。
地下茎が残っていると、何度でも復活するので、ランナーを辿りながら、地下茎ごと引っこ抜く必要があります。
この地下茎を探すのが厄介で、やはり土を掘り起こさないとダメだなと思いました。
ラベンダー
3年の年月はあっという間にラベンダーが木質化し、幹も太くなるので根ごと引っこ抜く必要があります。
木質化すると株が大きくなるので、暴れて手に負えなくなります。
小型のままにするには、適度に強剪定をすれば良いのですが、さすがに3年放置すると抜かないと手に負えないです。
ワイヤープランツ
広がって増えすぎて手に負えなくなります。
細かい枝が積み重なる状態で、あちこちに広がって、駆除するのに苦労しています。
転勤前にツンツルテンにしたのですが、3年で庭の辺り一帯と、壁や道を覆い尽くすくらい酷い状態でした。
手に負えないので、今回全て引っこ抜く事にしました。
しかし、ランナーで増えてあちこちに根を張ってるので厄介です。
ヒメツルソバ
繁殖力が強くて、どこだりと増えます。
うちは植えていなかったのですが、お隣さんからもらってしまい、裏側の砂利部分がヒメツルソバで埋め尽くされていました💧
ヒメツルソバは抜きやすいのでまだマシな部類です。
周りの家にも迷惑をかけるので、植えない方が良い植物です。
スイートピー(宿根草タイプ)
元々はバラとのコラボを目的としていて、通常の一年草とは別に宿根草タイプもあると知り、宿根草なら毎年植えなくても良いなと思って植えたのですが、これが間違いでした。
儚い花の見た目に騙されてはいけません。
雑草のようにツルを伸ばして暴れ放題です。
もう生命力が強すぎて、儚いイメージが一切なくなりました…
これも抜くのが確定した植物の1つです。
要注意雑草
雑草系もまとめました。
これだけは率先して抜きたい!という雑草です。
生命力が強すぎるので、増えると手に負えなくなってきます。
ドクダミ
これは実家に生えていて、昔から臭いが厄介で自分の中で要注意している雑草です。
繁殖力旺盛ですぐに広がります。
幸いまだ我が家の庭には来ていません。
ヤブカラシ
地下茎で増えて、根が少しでも残るとゾンビのように生えてくる強靭な雑草。
これも前回徹底して引っこ抜いていたのですが、やはり地下茎が残っていたのか、何箇所か生えていたので、また土を掘り起こして抜かないとダメかなと思いました。
かなりしつこい雑草なので、すぐに地表部分を取らないと、地下茎に栄養を蓄えて、何度でも復活します。
さすがに転勤前は壊滅できたと思ったのですが、3年後戻ってきたら復活…。
しかも、地下茎は直径2〜3cmの極太になってました😭
スギナ
我が家の裏側によく生えるので、薬剤で駆除していました。
根が深くなるので、砂利に生えると物凄く厄介で、根を抜くと白砂利が土で汚れて、悲惨な状態に…。
白砂利にスギナが生える場合は、スギナ専用の除草剤を撒く方が良いかもしれません。
セイタカアワダチソウ
意外にも地下茎で増える厄介者。
且つ他の植物を育ちにくくする物質を出すので、弱い植物はセイタカワダチソウの影響で枯れてしまう可能性も…。
地下茎を駆除しないと、庭にどんどん広がっていくので、土を掘り起こす必要があります。
見つけたら早めに抜いた方がラクです。
ヘクソカズラ
葉や茎を傷つけると嫌な臭いを放つツル性の植物。
これも他の植物に絡まりながら育つので、見つけたら抜いた方が良い雑草。
しかも地下茎でどんどん増えていきます。
朝顔みたいなハート形の細い葉っぱの形をしています。
見つけたら、地下茎を辿って、まとめて抜きましょう。
まとめ
地下茎やランナーで増える蔓性タイプの植物は要注意です。
私はもうツル系で這いながら地下茎で増えていく植物には散々手を焼いたので、植えないようにしたいと思います。
生命力が強いと、庭がどんどん荒れ放題になるので、毎年初期化できる種子系の植物か、あまり広がらない宿根草タイプが良いのかもしれません。
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