ハミングブロンズが芽吹いたら最初にやること、それは摘心です。
摘心(摘芯)とは、一番育っている枝を剪定して、脇芽を増やして、結果的に花芽を増やす事を言います。
今まではハミングブロンズの摘芯をした事がなかったので、1本の枝だけが物凄く伸びて、花を1〜2つ付けた程度…今年は摘芯して、花数を増やしてみることにしました。
我が家のハミングブロンズ
我が家の庭に植えているハミングブロンズの種類は、エターニティ、トレゾア、ニッポン、インパルシブ、サイレンティアの5つです。
ハミングブロンズが可愛いので、色んな種類を地植えしてみました。
ハミングブロンズは殆どエゴノキの下に植えています。
他は南側の太陽がガンガン当たる場所にニッポンを植えています。
今年発芽したのはサイレンティア以外の全て…。
残念ながら、サイレンティアは霜柱にやられてしまったようです。
冬越しに注意
ハミングブロンズは球根タイプで、球根が冬の霜や霜柱に当たると腐ってしまいます。
そこで、土の上に腐葉土や堆肥を被せて、少しでも霜や霜柱の影響を減らすと良いみたいですね。
冬の落ち葉をかき集めて載せておくと、霜柱避けになると思います。
摘芯することで花数を増やす
今までは殆ど放置していたのですが、もう少し花数をみたいなと思い、今年は思い切って摘心してみることにしました。
実際に、ハミングブロンズは摘心しないと、成長している1本に栄養がいってしまい、一本だけ物凄く太く成長して伸びていきました。
1つの枝に大体1〜2つの花を咲かせる感じなので、摘心しないで1本だけ成長させると、当然花も1〜2つしか見ることができません。
そこで、摘心することによって、脇芽を増やし、脇芽に栄養を渡す事が、花を咲かせる為の重要な鍵となってきます。
せっかく芽吹いた枝を剪定してしまうのは、本当に心苦しくなりましたが、心を鬼にして敵芯!
敵芯する時は、普通に園芸鋏で切っています。
敵芯後は栄養を!
敵芯後は、脇芽の成長を促す為に置き肥や液肥をあげましょう。
我が家はハニーミントさんのアミノ有機肥料とガーデニングの肥料を愛用しています。
苗を買う時に、必ず購入するようにしています。
ガーデニングの土もバラの土も、全部ハニーミントさん!?
摘芯した枝を挿し芽して増やす
ハミングブロンズは挿し芽で増やす事ができます。
去年の秋に挿し芽をしてみたのですが、小さい苗なので、冬を乗り越えられる心配していましたが、無事に春に芽吹きました。
冬の霜に当たらなければ、小さい苗でも体力があれば大丈夫なようですが、
挿し芽の時期は、秋より芽吹いて摘心する春の時期が一番良さそうです。
ハミングブロンズが芽吹いて、中央の枝が少し伸びたくらいがベストです。
摘心した枝の一番下の葉を取り除いて、挿し芽すればオッケーです。
ズボラな私は、そのまま地植えで挿し芽しています(^_^;)
確実に根付かせたい人は、挿し芽用の土にちょっと深めなポットに挿し芽した方が良いですね。
ハミングブロンズは球根なので、挿し芽する時はちょっと深めな鉢の方が良さげです。
挿し芽からどう球根化するのか見てみたいのですが…。
まとめ
敵芯と挿し芽を同時にやれば、花数も苗も増えるという、まさに一石二鳥!
芽吹いた枝を敵芯するのは心苦しいかもしれません。
でも、勇気を出して敵芯すれば、花が沢山見られるかもしれません!
ハミングブロンズを育てている方は、是非試してみてくださいね。
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