植物の根を食害するコガネムシ対策

家の北側のシェードガーデンに生えているヒューケラのいくつかが枯れてしまい、
夏の暑さでやられたんだなぁ…と呑気に思っていました。

目次

ヒューケラの根元がグラグラ?

枯れた部分を捨てて手入れをしていたら、
グラついているヒューケラが2つほどあり、
そのまま手にとって見ると、
パカッと取れた!!

スコップで土を掘り起こしてみたら、
ゴロンゴロンとドでかいコガネムシの幼虫が4匹もおった…ヽ(`Д´#)ノ

そして、
根っこを見てみると噛じられた跡…

imageこいつの仕業だったんじゃー!!

他の花壇は夏の暑さにも耐えて、
元気に茂っているのに、
なんでこの真ん中の花壇だけ…?

この真ん中の花壇だけ、
日が当たりやすくて蒸れてダメになったのか?

と思っていたあの頃の私をぶん殴りたい…

あの時点で気付いてれば、
他のヒューケラも枯れる事がなかったのに…。゚(゚´Д`゚)゚。

もし植物に元気がなく、
グラグラしていたら、
土を掘ってみてください。

間違いなくコガネムシの幼虫がいます。

コガネムシの幼虫は害虫

コガネムシの幼虫は土の中に生息しているのですが、
何を餌にしているかというと、
主に土の中の腐葉土。

でも、食欲旺盛なので、
腐葉土だけではなく、
植物の根も食害します。

今回同じ箇所に4匹のコガネムシの幼虫が居て、
ヒューケラの根っこを食べ尽くし、
花壇に植えてあった4本のヒューケラの内、
2本が枯れ、
1本は上記の写真のように半分くらい噛じられてグラグラしている状態に…

コガネムシの駆除

コガネムシの幼虫の駆除には、
オルトランDX錠剤が効きます。

オルトランDX錠剤は万能で、
アブラムシやカイガラムシ、アオムシにも効きます。

植物がオルトランを吸収し、
それを食べた害虫が死ぬという仕組み。

即効でコガネムシの幼虫に効くオルトランDX錠剤をヒューケラに撒き、
庭のいくつかの場所でもばら撒きました。

これで取り敢えずコガネムシは大丈夫だろう…

噛じられたヒューケラはダメ元で、
挿し木してみようと思います。

コガネムシの食害予防時期

コガネムシの産卵期は5月から9月です。

卵から孵化する5月から9月の時期に、
土にオルトランDX錠剤を撒けば、
コガネムシの幼虫による植物の根の食害は防げることになります。

アブラムシ、カイガラムシ対策も考慮して、
春と秋の時期にオルトランDX錠剤を定期的に撒けば問題ないですね(;´∀`)

オルトランDX錠剤の持続期間

害虫対策に撒くオルトランDX錠剤の持続期間は、
約1ヶ月になります。

なので、1ヶ月に1回オルトランDX錠剤を撒くと良いと思います。

コガネムシ対策のまとめ

植物の根がグラグラして直ぐに抜けたら、コガネムシの仕業

コガネムシは幼虫も成虫も植物の成長を妨げる害虫

コガネムシの繁殖時期は5月〜9月

オルトランDX錠剤で幼虫と成虫を駆除する

1ヶ月に1回オルトランDX錠剤を撒く
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