ミニバラを地植えした後、あまり手入れができず、余り咲かせてくれませんでした。
真夏は葉を全て落とし、秋過ぎに回復するも、春に咲くのは1株に1輪くらい?
一昨年から少しずつ手入れをし始めて、今年やっとミニバラの花蕾が沢山付けてくれるまで成長してくれました!
地植えミニバラ元気いっぱい!
もう地植えして5年経ちましたが、夏さえ気を付ければ、枯れずに元気に育っています。
確かに地植えすると、夏に弱るのですが、適切な対処をすれば枯れずに、元気に育つ事が分かりました。
それよりか、地植えしたミニバラはとても逞しく育っています。
活力剤を上手く使う
夏前の体力温存と、夏バテ後に活力剤を上手に使用すれば、かなり復活が早いと感じました。
我が家ではメデネールとマイローズバラの活力剤を使用しています。
夏前には暑さによる体力を温存させるために、花芽は剪定し、活力剤と液肥をあげてます。
また、春の開花に合わせて、剪定や寒肥、土壌改善は重要だと痛感しました。
ベランダで育てたミニバラが壊滅的に
去年2階で管理していたミニバラは、ハダニの被害が酷く、薬剤を3種ローテーションしても間に合いませんでした…
そのうち、生き残ったのが、「モカ」「グリーンアイス」「T.F.タッカー」の3種です。
生き残っても、元々植えてあった苗が2〜3本だったのが、1〜2本とかなり減りました。
今年は、生き残った3種を挿し木して、地植えしようと思ってます。
なぜなら…地植えの方が逞しく育つからです。
以下、咲いたミニバラの品種です。まだ蕾の状態のミニバラは咲いたら記事にしようと思います。
ボルドー・コルダナ
ボルドー・コルダナは、蕾の数が多く、群生しています。ただ、ちょっと貧弱で、葉数がすくないので、もう少し手入れをしてあげれば、葉が繁ると思います。
テディベア
この写真を撮った次の日には開きまくってしまい、今は可愛い面影があまりなく?
テディベアはこの蕾が開いた瞬間から、開き切るまでの間が大変綺麗です。
このアンティークな色合いもお気に入り♪
グリーンアイス
このグリーンアイスもルーツポーチでベランダで育てていました。
元々苗は3枝植えてあったのが、現在は1枝に減っています。
グリーンアイスはかなり丈夫な性質で、元々間延びして根元がスカスカになったら短く剪定していました。剪定すると、数週間で新芽が出てきて、根本がワサワサになるくらい丈夫なので、ハダニの被害にあったら、直ぐに短く剪定して、ハダニを水流で流し、薬剤を撒きました。
育ってきたので、挿し木をして増やし、地植えして保険株を作る予定です。
モカ
モカはベランダで育てた中で一番病気にも害虫(ハダニ)荷物良い強靭な性質で、去年は枝数を減らす事なく今に至ります。
モカは咲き始めと咲き終わりの色が変化して、とても可愛いです。
マルティー・フォーエバー
去年新たに購入したマルティー・フォーエバーさん。この子も、ルーツポーチと地植えと両方植えました。
鉢植えの子も病気にも強いみたいで、手間要らずで凄くラクです。この夏、初めての夏越しがあるので、どれくらい強靭か比較してみたいです。
ベラミ・コルダナ
ベラミ・コルダナもようやくお花の数が増えてきたミニバラです。
パトリシア・コルダナ
もう何年も咲いていなかったのですが、土壌改善して1年目にやっと1輪ほど開花して、土壌改善2年目にやっとこれだけの花芽をつけてくれました。
咲き始めは、オレンジと黄色のグラデーションがきれいな子でお気に入りのミニバラの1つ。
もう販売していないらしく、貴重なミニバラになってしまいました。
オプティマ・チュチュ
オプティマ・チュチュは本当に丈夫で、病気知らず、害虫知らずの超優秀なミニバラです。
ダフネの横張りの下手前に植えてあり、夏はダフネが覆い尽くすと、少し弱るのですが、剪定して光を当てると直ぐに元気になる分かりやすい子です。
黒点病もうどんこ病も何のその。ハダニも付かない、強靭な子で、花数もかなり付けてくれます。
葉っぱが凄く瑞々しくて、全く病気もハダニにも感染してません。
去年枯れたミニバラで買い直した品種
去年2階で管理していたミニバラで、ハダニで枯れてしまった品種のうち、買い直したのが「オペラドレス」「フジサン・フォーエバー」の2種。
そして、この2種はポットで植えてあった苗を分けて、ルーツポーチと地植えの半々で植え替えしました。
現在どうなっているかと言うと…
地植え組
地植えしているオペラ・ドレスは少しうどん粉病があるものの、今にも咲きそうな花芽を付けています。
鉢植えよりうどん粉病は酷くありません。
その影響なのか、成長スピードと花が咲くスピードは地植えの方が早いと感じます。
フジサン・フォーエバーも葉数も多く、鉢植えより健全に育っています。
ルーツポーチ組
置いている場所は同じ1階で、庭に置いています。
ルーツポーチに植えたオペラドレスは蕾を持っているものの、うどん粉病が酷く、もう全体が真っ白な状態?
短く剪定してリセットし、ベニカXファインスプレーでこまめに消毒しながら、脇芽を育てて新たな葉を育てた方が良さげです。花芽があるので、躊躇してるのですが?
フジサン・フォーエバーはうどん粉病に感染していないのですが、蕾を持っているものの、葉数が少なく、棒立ち状態?
この状態だと、短く剪定して、脇芽を育てた方が良い気がしてきました。
あともう少しで花が咲きそうなので、躊躇しています。
どちらも、やはり弱々しい感じですね。
花を咲かせる前に、思い切って剪定してしまいました。
地植えが勝つ
なぜ鉢植えしたミニバラはこうも弱いのか、不思議でしょうがないのです。
ちなみに、オルトランは同頻度しています。
ベニカXガードも両方同頻度撒いているので、うどん粉病対策もしているのですが…。
圧倒的に、ベニカXファインスプレーの頻度も鉢植えのミニバラの方が多いです。
地植えミニバラは、オルトラン以外ほぼ放置です。
土はバラ専用の土を使っているルーツポーチに植えたミニバラの方が良いんですけどね…
地植えの土は、もう堆肥を混ぜて、有機肥料を埋めてと、毎年やっつけ的なくらい土の状態はあまり良くないと思います。
一方で、ルーツポーチの鉢植えの方は最初からバラ用の土を使用して、もちろん有機肥料も混ぜ込んでいます。
この差は一体何なのか…
色んな土の微生物や菌に晒されて、病気や害虫の耐性が強くなるのでしょうか?
その可能性はあり得そうです。
色んな環境に晒されて、負けられないと花を咲かせようとするミニバラと、単体植えでのほほんと育つと病気や害虫への耐性があまりないのかな…と。
もちろん、鉢植えには鉢植えの育て方があるのかもしれません。
しかし、地植えミニバラは、春に定期的にオルトランとベニカXガードを撒いて肥料もあげ、秋に活力剤で夏バテを解消させ、冬に寒肥と土壌改善をすれば、あとはほぼ放ったらかしで良いので、凄くラクです。
去年ベランダミニバラのハダニ対処に追われる日々に比べたら、全然ラクです。
レビュー&コメント