こぼれ種で毎年きれいな花を咲かせるシレネ サクラコマチ

シレネ サクラコマチも3年前の秋に種から育てました。

サクラコマチは夏越しせず、花後に種ができます。

種が完熟するまで放置して、毎年こぼれ種で咲かせるようにしています。

目次

管理しやすいシレネ サクラコマチ

こぼれ種で毎年咲かせている品種に、オンファロデス リニフォリアがあります。

オンファロデス リニフォリアは環境が良いとかなりの花を咲かせて、翌年はこぼれ種で更に増える状態なのですが、蒸れると枯れやすいのが欠点です。

ある程度の間引きが必要で、それでも追いつかないくらい発芽します。

成長後に、根元の風通しを良くする為に抜いて、更に立ち枯れしたものは直ぐに抜いたりしています。

反面、シレネ サクラコマチは毎年程よく発芽するので、ほぼ放置で毎年お花が見られます。

増えすぎず、程よく点在して咲かせてくれるので、良いアクセントになってくれます。

ほんと管理がラクです。

私としては、ローメンテナンスで毎年咲かせてくれるシレネ サクラコマチを激推ししたい!

シレネ サクラコマチ

花も枝の先端に薄いピンク色が群生して咲くので、凄く可愛いいです。

欠点があるとすれば、花期が短い事でしょうか…。あとは、伸びた枝先に花を咲かせるので、枝がダメになると、脇芽から運良く枝が出れば良いのですが、最悪花が咲かない、あるいは花時期が遅れるという欠点があります。

毎年咲かせる時期が短くても、サクラコマチの花を見ると嬉しいですね☺️

シレネ ガリカは気を付ける

逆にこぼれ種で気を付けないといけないのが、シレネ ガリカ

ガリカは発芽率が良すぎて、こぼれ種で増えすぎます。

花を咲かせた翌年にあちこちに発芽して駆除するのが大変でした。

これは根絶すべき!と思い、去年意地でも花を咲かせなかったのに、今年も一昨年の種が発芽して駆除しました…。

発芽した段階で抜いてます。ガリカは葉っぱが毛が生えたような感じが特徴なので、すぐに判別できます。

こぼれ種で増えすぎる品種もあるので気を付けましょう。

翌年の発芽率を見て、増えすぎだと感じたのは花後に早めに株を駆除するか、間引きしましょう。

増えすぎた後だと、駆除するのが大変です。

また、生命力が強すぎると、他の植物が駆逐していきます。植物の世界も弱肉強食なんですよね…

種が完熟するまで放置

種が出来て溢れるまでに、邪魔だからと剪定してしまうと、来年に影響してしまいます。

サクラコマチの場合は、元々程々に発芽する程度なので、枝が完全に枯れて、種が完熟したら枯れた花柄を摘み取って、パラパラそのまま土の上に撒きます。

逆に発芽率が高いオンファロデスリニフォリアは花が咲き終わったら、種が完熟していなくても、種を残す株だけ残して取っておいて、他はある程度剪定しています。

それでも、結構な発芽率?

そのバランスがまだまだ見極められていないです。

こぼれ種で増える植物のコントロール

こぼれ種で毎年咲かせてくれる植物は、ローメンテナンスで貴重です。

毎年咲かせてくれる程度に種を溢してコントロールもすることができます。

初めて溢れ種で増える植物を植えた時は、その年の種の付け具合と、来年の発芽率を観察して、3年目からコントロールするようにしてください。

こぼれ種って、結構あちこちに発芽するんですよね。

かなり広範囲にあちこち発芽する品種もあれば、大人しく植えたエリアに発芽する品種もあります。

その点にも注意して、できるだけローメンテナンスで済むように、コントロールしていきたいと思っています。

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