オンファロデス リニフォリアは毎年こぼれだねでかなりの発芽率を誇ります。
春の開花時に一斉に咲かせると、とても見応えがあるのですが、注意したい事をまとめておきました。
注意しないと他の植物に被害が及ぶからです。
長雨と蒸れにかなり弱い
オンファロデス リニフォリアは春先でも、長雨が続くと株元が蒸れてしまいます。
根元が黒くなり、根腐れになりやすいのだと思います。
こぼれだねで発芽すると、かなり密集して発芽&他の植物の近くに植えると、根元の風通しが悪くなり、根腐れにとてもかかりやすくなります。
根腐れで傷んだ苗を放置しない
傷んだ苗を放置すると、他の植物まで影響が広がっていきます。
そうならないように、傷んだ苗は直ぐに抜根して駆除してください。
土に傷んだ葉やカビがある場合は、表面の土をこそぎ取って除去します。
その後、ベニカXファインスプレーなどを撒いて消毒しておいた方が安全かもしれません。
というのも、近くにあったクレマチスの苗の先端が萎れていたので、原因を探ってみた所、オンファロデス リニフォリアの根元が原因で腐り、近くのオルレヤも腐ってしまいました。
その直ぐ近くにクレマチスが植えてあるので、慌ててオンファロデス リニフォリアや周りの植物を抜いて風通し良くした後、周辺の土を除去した後にベニカXファインスプレーを撒きました。
クレマチスがどうなるかわかりませんが、強い方なので大丈夫だと思いたいです。
今の枝が悪くても、根が生きていたら、また芽吹いてくれるとは思いますが…。
花後、種が落ちる前に刈る
オンファロデス リニフォリアの種が落ちる前に、ある程度狩ることをお勧めします。
花が咲いてしばらく経つと、種が熟すまでに時間がかかるので、種が緑のうちに刈り取ってしまいましょう。
こぼれ種で発芽させたい場所に、少し残しておけば良いです。
間引きを必ずする
少し残して刈ったとしても、1株にかなりの種を付けるので、発芽した後に間引きをします。
かなり密集して発芽するので、まとめて間引いた方が良さそうです。
冬にかなり間引いたのですが、その後また発芽して成長してしまいました。
株元はギュウギュウです。
もっと間引かないとダメそうです…。
移植は注意
オンファロデス リニフォリアは移植を嫌います。
別の場所に移植する場合は、根を痛めないように丁寧に移植してください。
根は1本根で伸ばすので、抜く時に千切れたら諦めましょう。
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