クレマチス、立枯病からの復活

クレマチスのアメージンググレイスの調子が悪く、春一番に発芽した蔓は黒く枯れていき、茎も黒くなってしまい、枯れてしまうかもしれないとショックを受けました。

毎年、ロウグチと一緒に花を咲かせていたのに、アメージンググレイスだけ調子悪く枯れていったのです。

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調子が悪いアメージンググレイス

蔓が伸びて今年も花が咲く事を楽しみにしていたのですが、蔓が伸びては蔓先が黒く枯れて、どんどん黒く侵蝕していき、茎も真っ黒になって花を咲かせる時期には枯れてしまったような感じになりました。

それでも、脇芽をつけて、一生懸命成長しようとしていました。

これでは恐らく成長するのに力を使い果たしてしまい、持たずに枯れてしまうかもしれないと思いました。

こんなことは初めてです。

恐らく、立枯病なんだと思います。

思い切って短く剪定して薬剤を撒く

今年花を咲かせる事より、生き残らせる事を考えて、短く剪定しました。

根が生きていれば、復活するかもしれないので。

その上で剪定した部分に、気休めですがベロニカXファインスプレーをしておきました。

立枯病の原因

立枯病は病原菌が原因と言われています。

でも、同じエリアに植えていて、同じオベリスクに絡ませているくらい近くに植えているロウグチは全く問題ない状態でした。

もし病原菌が原因の立枯病なら、地植えしているので一ロウグチも一緒になると思うのですが…。

もう一つ、通気性が悪いと菌が繁殖しやすく、立ち枯れ病になりやすいと言われています。

アメージンググレイスの周りはあまり混植しておらず、寧ろロウグチの方が通気性が悪い状態です。

念の為、アメージンググレイスの周りの植物を整理しておきました。

1ヶ月後の様子

それからしばらくしてアメージンググレイスの動きは全くありませんでした。

しかし、2週間後くらいに地下から2本ほど芽が出てきました。

そして今ではオベリスクにツルを絡ませてくれるくらいまで成長しています。

まだ花は咲きませんが、無事復活してくれました。

まとめ

クレマチスは生命力が強い植物です。

立枯病かな?と思ったら、強剪定をして、株の温存に努めた方が良いのかもしれません。

成長を促してしまうと返って力を使い果たしてしまいます。

根が生きていれば生き残る可能性が高いので、今回は思い切って強剪定しました。

また、病気の時に肥料は厳禁です。余計力を使ってしまい、枯れてしまいます。

強剪定をしたら、少しでも風通し良くしようと周りの植物も整理しました。

特に梅雨時期は多湿となり病原菌が活発化するので要注意です。

まだ梅雨時期に突入したばかりなので気が抜けませんが、毎年可愛い花を咲かせてくれるので、今年は無理して花を咲かせず、夏を無事に越す為に株を温存し、来年の開花に期待しようと思います。

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