ミニバラを地植えしているのですが、夏の暑さに弱って全ての葉を落とし、丸坊主に…。
秋は回復に時間がかかり、葉が茂る前に冬に突入して、また葉を落とす。
ただ、桂の木下に植えたミニバラは夏も葉を落とすことなく、秋に花を咲かせる事から、やはり夏は避暑させた方が良いと思い、鉢植えにすることにしました。
春・秋・冬は2階のベランダで管理
春秋冬は日当たりの良い2階のベランダで管理して、2階のベランダは夏は猛烈に暑くなるので、1階の日陰に避難させる事にしました。
そうする事で、暑さで葉を落とさないように株を温存し、秋の開花を目指します。
秋の開花は夏の療養にかかっている
ミニバラが夏バテした場合、全ての葉っぱを落とします。
冬のように休眠状態に入るんです。
ちなみに、去年の夏は朝夕と2回水やりをしましたが、やはり夏の猛暑に勝てなかったようで、全ての葉を落としました。
葉を落とすことで、少しでも水分を蒸発させない為の、ミニバラ自体の苦肉の策なのかもしれません。
夏バテで葉を全て落として休眠してしまうと、秋の時期に回復し、芽が動き始めて葉を少しずつ展開しつつ、冬時期に突入して、また休眠に入るので、秋の開花はほぼ見込めません。
夏の休眠を避ける為には、涼しい日陰で避暑させるしかありません。
夏に葉を落とすことなく、体力をどれだけ温存できるかで秋の開花が決まります。
夏バテで弱ってる時に肥料は厳禁
夏の暑さで体力を消耗するので、液肥などの肥料は厳禁です。
弱ってる時に肥料をあげると、栄養を取ろうとして返って体力を消耗してしまうからです。
そうなると、秋以降の体力回復に時間が更にかかってしまうので要注意です。
暑さが和らぎ、棒状態のミニバラに新芽がついて葉を広げ始めたら、肥料を与える合図です。
移動を想定して、手持ち付きルーツポーチに植える
春秋冬は2階、夏は1階に移動する為、ミニバラを植える容器を考えないといけません。
プラ鉢に植えるのは見栄えが…
陶器やテラコッタなどは落とすと割れてしまう…
最初は軽いテラコッタにしようと思ってネットで探している内に、ルーツポーチという布鉢の存在を知りました。
手持ち付きで軽い。
これだ!と思いました。
そこからはもうルーツポーチをバカ買いです。
つるバラ3鉢の植え替えも全てルーツポーチにしました。
ミニバラを植えるルーツポーチのサイズ
ミニバラには2ガロンサイズを選択しました。
2ガロンは直径21cm、高さ21cmのサイズで、3.5〜4号ポットに入っているミニバラには少し大きいかもしれません。
ただし、大きくなるのを想定して2ガロンサイズにしています。
2ガロンのルーツポーチは土が8リットル入ります。
底石は必要ないので、最初からガッツリ土を入れます。
ちなみに1ガロンのサイズは、直径15cm、高さ19cmで3.5号ポットで植えられているミニバラにはちょうど良いサイズです。
ただ、先の成長や大きく育てたいと思うなら、1ガロンサイズでは小さめです。
それなりに育ってくると、サイズ的にはやはり2ガロンがオススメです。
まとめ
バラは生命力が強いので猛暑で弱っても復活することができますが、他の宿根草などは夏を乗り越えられなくなってきました。
生命力強いバラでさえ、夏バテで休眠してしまうので、他の植物なら尚更です。
工夫するのにも限界があります。
せっかく買った大事な植物が少しでも体力温存できるように毎年工夫しているのですが、中々難しいですね…。
レビュー&コメント