黒点病(黒星病)に感染すると、葉っぱが黒くなり、ベニカXファインスプレーなどの薬剤を撒いて治っても、1度黒くなった葉っぱは黒いままで元には戻りません。
では、黒点病に感染した葉っぱは葉挿しに使っても発芽&発根するのか?という実験結果です。
黒点病で黒くなった葉挿しは発芽する?
実は結構前から、黒点病によって黒くなった葉っぱは葉挿しとして使えるのか?の実験結果は分かっていました。
ただ、余りに回数が少ないので、何度か試してみてから…と思いました。
今回明らかに発芽する部分が黒くなった葉っぱから、きちんと発芽したので記事にしました。
発芽する部分が、黒点病でかなり黒くなっていて、ベニカXファインスプレーで消毒したものの、これは発芽するのか?と半信半疑状態でした。
実は茎腐病と間違えて、胴切りしちゃったんですよね。
でも、後から考えてみると…黒点病じゃ?と思い、ベニカXファインスプレーをして、真っ黒になった葉挿しも含めて様子見していました。
茎腐病だったら、菌に汚染された葉挿しがいくつかダメになるのが通例なのですが、1つも腐る事なく3週間くらい経ち、黒点病だったなと…
胴切りする必要なかったやん!?
キューティーピーチの葉挿しは、ほぼ発芽率高く成功しているので、まぁ良いけれど?
黒くなっている部分からも、きちんと発芽しています。
黒点病に感染していても、きちんとベニカXファインスプレーなどで消毒すれば、発芽には支障が出ない事が分かりました。
黒点病に感染しても枯れない!
黒点病に感染すると、葉っぱが黒くなり成長が鈍くなりますが、本体が枯れるまでの致命的な病気ではありません。
少なくとも茎腐病よりは全然マシです!
もし黒点病で葉っぱが黒くなって気になるようでしたら…
葉っぱが根元なら胴切りか葉挿し、真ん中らへんなら育つのを待ってから、胴切りか葉挿しにしてみましょう。
黒点病に感染した葉っぱでも、ベニカXファインスプレーなどできちんと消毒すれば、発芽はするのでご安心を!
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