エケベリアの黒点病(黒星病)対処方法

ナナミニフックの下葉に黒いカビのような…黒い点々が出現して、下の葉っぱが2〜3枚取れてしまいました。

よく見ると、葉の根元に黒い点々…

これって病気!?

目次

葉に着いた黒い点々

先日植え替えしたばかりで、調子を崩さないか心配で良く観察していました。

ここ最近台風の影響で雨ということで、室内に入れて、サーキュレーター回しています。

植え替え直後は水やりをせずに様子見していたので、調子を崩す子は少ないかなと思いきや…。

1つだけ葉っぱが落ち始めたので、根元を見ると黒い点々。

根元の黒い点々は黒点病(黒星病)?

これは黒点病(黒星病)では?

黒点病(黒星病)の対処方法

黒点病(黒星病)はバラでは一般的な病気で、バラ自体が強靭なので黒点病で枯れることは少ないです。

しかし、多肉植物が黒点病に感染してしまうと、葉が黒く変色したり、葉がポロポロと落ちてしまうと見た目に影響してきて致命的です。

多肉植物の成長はバラと比較してゆっくりなので、成長より病気の進行の方が早く、感染が広がり、どんどん葉を落としてしまうので、枯れてしまう可能性の方が高いんですよね…。

ちなみに黒く変色してしまった部分は治ることはありません。

元々バラを育てていて、常備しているオルトラン粒剤やベニカXファインスプレーで対処します。

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オルトランを植え替え時に混ぜておいても良かったのですが、オルトランは土に混ぜただけでは効果を発揮しません。

多肉植物に水やりをして、オルトランが溶けた水を吸ってくれないといけないんです。

仮にオルトランを混ぜたとしても、植え替え直後は水やりはできないんですよね…植え替え時に根が切れていたりすると、そこから菌が侵入する可能性があるので、2〜3日は水やりせずに根を乾かします。

それに、この暑さでオルトランを吸わせる為だけに水やりすると、逆に蒸れて枯らす可能性もあります。

黒点病予防をするには、春頃にオルトランを撒いておけば良いですが、オルトランの効果は1ヶ月くらい。

1ヶ月に1度の頻度で撒く必要があります。

残念ながら、今回は購入した時期が梅雨時期だったので、オルトランを撒けず。

ベニカXファインスプレーで対処することにしました。

もう少し涼しくなって、水やりができる時期になったら、オルトランを撒こうと思います。

ベニカXファインスプレーを撒いたら、必ず涼しい場所に移動して、乾きやすいようにしてください。

いつまでも薬剤が残っていると、逆に蒸れて枯れてしまう可能性もあります。

私の場合は、外でベニカXファインスプレーを撒いてから、外が涼しかったので暫く外で乾かした後、室内に入れてサーキュレーターを当てています。

注意したいのが、あまり頻繁に薬剤を撒いてしまうと、今度は薬負けしてしまうので、多肉植物の病気対策は本当に難しいです。

生育旺盛で強靭なバラだったら、これでもかっ!っていくらい撒くんですけどね…。でも、黒星病くらいだったら、そんなに気にしないので、葉っぱむしっておしまいです?バラにスプレーする時は大抵憎き害虫ですね?

常備したい薬剤

多肉植物はもちろんですが、植物を育てる上で常備していたいのは、

  • オルトラン粒剤 OR ベニカXガードの撒くタイプ
  • ベニカXファインスプレー OR ベニカXネクストスプレーのスプレータイプ

この上記2点は必須だと思っています。

植物に何かあった時に直ぐに使えるのが、上記2種です。我が家はスプレータイプがすぐになくなるので、予備も買っていますね?

また、バラにとって天敵であるハダニは、多肉植物にとっても天敵です。

このハダニが一番厄介で、薬剤を撒いても耐性がついていくので、別の薬剤とローテーションしなくてはいけません。

ハダニの薬剤は数種類買っておいた方が安心です。

それでも駆除しきれるかどうか?って感じです?

まとめ

多肉植物の異変に早く察知して対処することが大事です。

対処する為に、普段から必要最低限の薬剤は常備しておきましょう。

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