冬でも油断できない茎が黒く変色する病気

スノーベルベットが突然、葉がぶよりはじめて、ちょっとおかしいぞと思い、葉元を見ると茎が黒くなっている…

えっ?冬でも?

目次

早期発見が命を救う

最近、スノーベルベットの紅葉が可愛くて、タニパト時間が楽しみだったのですが、突然葉がぶより始めたのを見て、ちょっとおかしいぞと。

でも、冬に?

この所、日中の気温は10度くらいあったのと、1週間前に水やりをしたので、細菌が中に入ったか何かしたのかもしれません。

速攻で隔離して、ぶよった葉っぱを取ると、茎が黒く変色していました。

これは放置していると、恐らく葉がポロポロ落ちて、苗がダメになるパターンだと思いました。

とりあえず、ぶよった葉っぱは全て取り除いて処分しました。

茎が黒くなった時の処置

茎が黒くなった付近の葉を取ってみると、やはり何度見ても茎が黒い。

黒くなった付近の葉を取り除き、胴切りする為に2周くらい葉を取り除きました。

先にぶよった葉を取り除いていたので、取った葉の殆どは葉元が無事そうなので葉挿しに使います。

エタノールで消毒したカッターで胴切りしてみると、やはり、茎の内部が変色していました。

変色している部分が少しでも残っていると、そこからまた広がってしまうので、きちんとカッターで取り除きます。

茎の内部がきれいな状態まで削り、削った後はベニカXファインスプレーしておきました。

その後、サーキュレーターで乾燥させました。

幸い、夏より変色スピードが遅いので、なんとか成長点付近は大丈夫でした。

ちゃんと傷んだ部分が切り取れているか不安ですが?

葉挿しの葉が10個ありますが、本体を養生させて何とか復活させてあげたいです。

切り口の消毒には癒合剤がオススメ

本来なら切り口の消毒には、癒合剤が良いと思います。

手軽に剪定した部分に塗れる癒合剤は【トップジンMペースト】や【カルスメイト】です。

カルスメイトはバラがネキリムシにやられた時に穴を塞ぐ為に買いました。

バラを育てている方は恐らく常備薬剤ですね。

夏より変色スピードが遅いものの…

夏に茎が黒くなると、本当にあっという間に悪くなりますが、冬は寒くて菌の繁殖スピードが鈍るのか、悪くなる変色スピードが遅いです。

夏よりも冬の方が助けてあげられる確率が高いのかもしれません。

それでも、毎日タニパトして変化に気をつける事が大事だと痛感しました。

冬でも気を抜かない

1月中旬あたり、なぜか雨の日なのに最高気温が16度が2日続いた後、いきなり次の日の最後気温は9度と気温差が激しい日があります。

こういう気温差は多肉植物にとっても調子を崩しやすいのかもしれません。

雨である事も気をつけたいところ。

雨の日で気温が一気に上がる日は蒸れやすいので、あらかじめ水を切っておいた方が良いかもしれません。

16度もあると、冬絶好の水やり日なのですが、あいにくの雨。

本当に悩ましいですよね?

春が待ち遠しいです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

レビュー&コメント

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次