春に挿し芽をしたピレア ディプレッサがワサワサと茂ってきました!
大きい鉢に植え替えた観葉植物が隙間だらけだったので、ダメ元で挿し芽してみました。
妹にも同時期にカット苗をあげたのですが、妹の方は全滅したそうです(^o^;)
ではなぜ挿し芽が成功したのか…
増やして育てた経緯を纏めたいと思います。
ピレアの育てる場所
現在、ピレア ディプレッサの鉢は、外の室外機の上に置いています。
陽のあたる側に観葉植物の木であるグラプトフィラム(グラプトフィルム)・ピクタム(クロトンモドキ)が、ちょうどよい日陰になってるようです。
凄くツヤが良く緑緑してますよね!?
でもですよ?
この子の親株を見てみると…
結構黄緑(^_^;)
色が全く違う…この差はなんだろう!?と観察してみると、育てている場所の差だということが分かります。
親株はもうちょっと陽のあたる場所に置いていて、葉っぱが日焼けしているのが原因だということが分かります。
親株も同じ室外機の上に退避させてみました。
日光不足だと間延びする
引っ越す前は室内の陽のあたる場所に置いていたのですが、光量が足りなかったせいか、間延びしていました。
その間延びした部分を剪定して、更に同じ鉢に挿し芽して、引っ越しを機に外に置いたら……
充分に光量を浴びた影響か、葉がより密になり、間延びする事なくワサワサになりました。
この事から、程よく日光に当てた方が良いと言うことが分かります。
春と秋の育てる場所
春と秋までの涼しい時で外に置く場合は、直射日光でも大丈夫です。
夏の育てる場所
春からずっと室外に置きっぱなしですが、夏の暑さでも外で育てても大丈夫です。
元々ピレアは暑い地方出身だそうなので、夏は室外の直射日光が当たらない半日陰な場所でOKです。
真夏はピレア ディプレッサにとって直射日光は強すぎるので、遮光するか、日陰になる場所に置きます。
真夏の直射日光は葉焼けを起こすので厳禁です。
環境の変化に慣れさせる
ピレア ディプレッサを買ったばかりの場合は、いきなり外に置くと環境に順応できずに枯れてしまう可能性が高いです。
外で育てられた苗だったら、直ぐに順応するかもしれません。
購入したピレアは、どういう環境で育ったか分からないです。
販売されているお店だと、室内が室外か分かるとは思いますが、通販サイトを利用する場合は送られてくる間も含めて考えなければなりません。
送られてくる間は、段ボールで真っ暗な場所です。そこから外に出す訳ですから、いきなり外に置くとビックリしてしまいます。
室内の日当たりの良い場所に置いて様子を見て、外に出したい場合は、少しずつ日光に慣れさせてあげてください。
これは、室内で育てていた冬が終わり、春が来て外に出したい時も言えることです。
環境に慣れてしまえば、もう水やりを忘れなければ元気で育ちます。
冬は室内へ避難!
暑い地方の出身で暑さに強いけれど、寒さには弱いので、秋頃に室内管理に切り替えます。
それもなるべく日当たりの良い場所に置くのがベストです。
この頃から水の頻度は下げていかないと、根腐れ起こしやすくなるので注意します。
冬の室内管理では、室内でもピレア ディプレッサが生きられる温度差がギリギリになるので、どうしても弱ってしまいます。
できれば、日中は日が良く当たる窓辺で、且つ気温が5度以上になる場所が良いです。
夜になると育てている部屋の暖房を切る家が多いと思うので、段ボールを被せるか、暖かい場所に移動させるか、部屋のど真ん中に置くかのどちらかです。
我が家では、リビングの日が良く当たる窓辺に起きっぱなしです。一日中部屋の温度が5度以下にならない限り、ギリギリで生きられると思います。
それでもやはり間延びするし、葉を落として弱ります。
なので、冬の間はじっと耐えさせて、春に暖かくなったらできるだけ外に出し、葉が茂るようになったら、間延びした部分をバッサリ剪定して、ガンガンに茂らせます。
冬に枯れてしまった部分を引っこ抜いて、剪定した時の枝を使って挿し芽します。
そうやって成長期にガンガン茂らせて、冬は弱り…をずっと我が家では繰り返しています。
ピレア ディプレッサの水やりと肥料
春夏秋冬の水やりをまとめました。
春秋
水やり
春・秋の水やりは土の表面が乾いたらあげるようにしています。
成長期のピレア ディプレッサは水を好む性質です。
基本春から秋にかけて外に出す場合は野ざらしになるので、土が乾いていたら水やりしています。
梅雨時期で雨が続くようであれば、水やりの必要はありません。
室内で管理する場合は、成長期になる為、土の水が乾き切る前にあげた方が良いでしょう。
肥料
肥料は春に暖かくなって葉っぱが茂ってきたらあげます。置き肥料と1週間に1度の液肥をあげれば元気に茂ってきます。
冬
一方で冬の水やりは控えめにします。
大体我が家では1週間に1度くらいの頻度で、更に土が乾いていそうだったら水やりしています。
冬は寒くて株が弱るので、肥料は厳禁です。
夏
真夏は朝に水をあげると、土の中で水が熱を持って蒸れてしまうので、水やりは夕方の暑さが落ち着いてた頃にあげています。
気付いたらあげるという感じなので、結構適当です(^_^;)
ピレア ディプレッサと一緒に植えている観葉植物の方が夏に茂るタイプで、直ぐに水がないよ!と分かりやすく葉っぱを萎れさせます。
その度に水やりしていて、かなりドバドバとあげています。
一緒に植えている観葉植物のグラプトフイラムピクタムが水を良く吸うので、ピレア ディプレッサにとってはちょうど良い水加減になっているのかもしれません。
ピレア ディプレッサとグラプトフィラムピクタムとの相性が良いのかもしれませんね。
ピレア ディプレッサの増やし方
5〜6cmに切り、上葉3枚位残して、後は葉を取り除きます。
1日水に付けて、水を吸収させてから、湿った土に挿すだけ(^_^;)
根が付きやすくする薬品とかは使っていません。
挿し芽をする時期は、温かい春か気温が落ち着いた秋頃が良いです。
ちゃんと水を吸わせてからじゃないと、枯れやすいです。
水に浸けっ放しにして放置し過ぎると、今度は腐ってくるので、本当に1日だけが限度だと思います。
ピレア ディプレッサはピレア グラウカ クレイジーよりも育てやすいです。
水さえ切らさなければ、ある程度放置でも良く育ちます。
間延びしたら…どうする?
冬の間に間延びしたら、春に間延びした部分を思い切って剪定しましょう!
剪定した部分は挿し芽をして増やせます。
剪定したら、よく陽のあたる場所(真夏の直射日光厳禁)に置きます。
脇芽が増えてモサモサと茂ってきます。
使用している土
観葉植物の土で良いと思います。
ある程度水分を保湿する土が、ピレア ディプレッサには合っています。
一緒に寄せ植えをオススメする観葉植物
私がピレア ディプレッサと寄せ植えしているのが、グラプトフィラム ピクタム(クロトンモドキ)です。
ピレア ディプレッサと同じ気候に合った観葉植物と一緒に植えると管理がラクです。
しかも、寄せ植えする植物に夏に元気になり、且つ水を好む性質の観葉植物を選択すると、ピレア ディプレッサの水やりを気にせずに野ざらししたり、ドバドバ水やりしても全く影響を受けません。
相性が良いと、一緒に何年も管理し続ける事ができますよ(^^♪
レビュー&コメント