冬越しした観葉植物、ピレア ディプレッサとグラプトフィラム(グラプトフィルム)・ピクタム(クロトンモドキ)、ツル性ガジュマル。
冬の間は葉がいくつか落ち、弱っていましたが、なんとか冬越ししました。
春先に外に出した結果、現在どうなっているかというと…
冬越しの状態と管理
夏に元気になる植物は、室内管理する冬の間はどうしても辛うじて生きている状態になります。
夏に比べると光量不足になる為、徒長もします。
秋のまだ元気な頃に、冬越しを見越したお手入れをする事で室内管理がラクになるので参考にしてみてください。
ピレア・ディプレッサ
ピレア ディプレッサは冬でも他の観葉植物と比べて元気な方です。ただ、光量不足で徒長し、葉っぱも黄色〜薄い黄色になり、ちょっと見た目が汚く見えます。
室内管理に切り替える時に短く剪定し、春になったら外に出すの前に短く剪定すると、綺麗にしげるようになります。
いくつかの苗は枯れて、根元がスカスカになっている場合もあると思います。
その場合は、春に挿し芽をすると良いです。
挿し芽をすると簡単に発根してくれるので、毎年冬に枯れては、春に挿し芽して補充する形がベストです。
グラプトフィラム・ピクタム
グラプトフィラム・ピクタムは葉の先端のいくつかしか残らない状態?
葉の先端の2〜3枚だけが生き残ってたので、辛うじて生きてるんだろうなというのが分かるのですが、葉が全部落ちてしまったら、枯れ枝にしか見えません?
つる性ガジュマル
つる性ガジュマルは、株が1苗か2苗くらい生き残った感じです。葉もポロポロ落ちたので、短く剪定しました。この子は、少しでも水切れを起こすと、葉が乾燥してポロポロ落としてしまう上、冬の乾燥時も枝の先端くらいしか残っていませんでした。
しかも、乾燥した葉っぱは元に戻らないので、それが根元にたくさん落ちてしまうと、水捌けが悪くなってしまい、カビも発生しやすくなります。
特に室内管理ではカビは御法度…病気になりやすくなるので、冬が来る前に短く剪定してしまった方が管理がラクになります。
本来ならつる性とあるので、伸ばした方がカッコいいんですけどね…
冬の間は弱るので、栄養も控えます。どうしても光量が不足するので、徒長しますし、葉も先端だけの状態になってしまいます。
現在、元気に茂り中
春にちょっと外に出すのが早かったかな〜と思いつつ、気温の上昇と共に元気が回復してきました。
枯れそうだった状態が、徐々に元気を取り戻し、葉も展開し、覆い茂ってきました。
冬の状態との対比が凄いです。
つる性ガジュマル
つる性ガジュマル、1回水切れを起こしそうになり、ちょっとしわりましたが、これくらいなら大丈夫?
枝が伸びてきたので、この状態で鉢に持っていき、土を被せれば発根しそうですね。
というのも、つる性ガジュマルの挿し芽って、結構難しい…今まで成功した試しがない?
なので、剪定して土に挿すより、伸びた枝に土を被せた方が発根しそうです。
まだまだ、これから繁りそうです。
つる性ガジュマルは乾燥に弱いので、毎日水やりが必須です。
少しでも水切れを起こすと、葉が乾燥してポロポロ落ちてしまいます。
水切れさえ起こさなければ、太陽ガンガン当たっても元気に茂らせます。
この子こそ、底面給水鉢が良いのかもしれません…。
グラプトフィラム・ピクタムとピレア・ディプレッサ
グラプトフィラム・ピクタムはだいぶ元気になって葉を茂らせました。
この子は斑入りなのですが、太陽にガンガン当てると斑が強く出るそうです。
ただ、同じ枝なのに、斑が入ってない枝もあり、これは個性なのか?と言えなくもない?
もう少し短くコンパクトに育てつつ、葉を茂らせたいので、剪定すべきか迷っているところです。
土がスカスカになりつつあるので、植え替えて土を新しくした方が良いだろうなとは思っています。
このグラプトフィラムは日本での冬越しが難しいせいか、流通が少ない気がします。
初代グラプトフィラム・ピクタムを枯らしてしまった時に、2代目を探したのですが、中々見つからず、ようやく通販で探し当てて購入に至りました。
かなり希少なのかもしれません。
2代目を枯らすと、次の購入が難しいので大事に育てます。
グラプトフィラム・ピクタムの増やし方
育て方の情報も少なくて、挿し木で増やせるのかも分からず…剪定したら、挿し木してみようと思っています。
Youtubeで外国の方が、グラプトフィラム・ピクタムの増やし方を公開していたのですが、挿し木で増やせるみたいです。
水差しにして1週間で発根していました。
中には葉っぱだけで発根していた動画もあったのですが、芽がないのでどうなるんだろう?と思いましたが…多肉植物の様に葉っぱから芽が出るのか?でも、このタイプは出なさそうなので、おとなしく挿し木してみようと思っています。
流石に初めて増やす品種で葉だけで増やしてみようというチャレンジャーではありません?
海外の方の動画ですがリンクしておきますね。
何言ってるか分かりませんが、水挿しして1 weekで根が出ている状態なのが分かります。
十分発根したら、土に植え替えて、水切れを起こさない様に管理すれば大丈夫そうです。
それか、底面給水鉢に挿し木すれば枯れる心配はありませんね。
観葉植物は成長期である今が増やし時!
暑い地域に生息している植物は、夏が一番の増やし時期です。
ただ、挿し木する場合は、発根するまで直射日光が当たらない場所で管理します。
発根したら土に植え替えて、根が張るまでは直射日光厳禁です。明るい日陰がベスト!
根が張ったら、少しずつ日光に慣らしていきます。
夏に強い植物だからといって、すぐに直射日光に当ててしまうと、まだ根から吸う水分量が少ないので、あっという間に干からびてしまいます。
冬越しに備えて、保険株を作っておきましょう♪
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