フレーベルhybの調子がどうも調子悪く、水をあげているのにシワシワとなっていて、発根状況も確認しましたが、新鮮な根っこが出ていない状態。
購入当時、既に発根している状態だったので安心していたのですが…
本体にトラブルがないか?
フレーベルhybの本体にトラブルがないか細かく確認してみました。
最初に疑った時点で、対処していれば…と後悔中です。
外側からシワシワに…
外側の葉っぱが徐々にシワシワになっていきました。
既に発根済みですし、この時点で水が足りないのかな?と思い、他の多肉より少し頻度を高く、土が乾いたら水やりをしていたのですが…
それでも、どんどんシワが増えていく。
もうこの時点で水が足りないのではなくら他の要因だと気付くべきでした。
葉先が黒く枯れる
そうこうするうちに、1つの葉っぱだけ葉先が黒くシワになり、黒い部分だけ枯れました。
この時点で、葉焼け?と勘違い?
1つしか症状が出ていなかった上に、葉元まで枯れずにいたからです。
恐らく葉先が黒く枯れたのは、害虫による細菌感染かもしれません。
黒い点々
葉裏に黒い点々がかなりあったので、もしやこれは…虫?
カビ
葉の裏に数箇所黒いフワフワっぽいのがあり、葉を取り除きました。
既にシワシワになっていた葉っぱなので、これ以上被害の拡大を防ぐために。
黒い点々が虫ならば、虫によって葉が傷つき、水やりした際にカビが発生して可能性大です。
原因→ハダニ?
色々ググって症状を調べたのですよ。
下記、ググったキーワード。
- 多肉植物 黒い点々
- 多肉植物 黒い点々 シワシワ
- 多肉植物 シワシワ
- 多肉植物 葉裏 黒い点々
- 多肉植物 外側の葉 シワシワ
ですが、どれも該当するサイトがない…
症状から黒点病ではないのが分かっていたので、黒点病について説明していた場合は除外しました。
黒点病だけで葉がシワシワになるとは思えなかったからです。
以前、ナナミニフックの葉裏が黒点病になった時も、葉はシワシワにならなかったので…
明らかに、黒点病とは違う点々です。
でも、見つけました!
【多肉植物 つぶつぶ屋】さんの動画見てます。
夏越しと秋の成長期についてお世話になっていました。
【水をあげてもシワシワ】に引っかかり、動画を見ました。
そして、葉裏に黒い点々の説明が出て、これだ!と思いました。
対処方法:ベニカXファインスプレー!
ハダニが原因なら、ベニカXファインスプレーがあるので、それを全体的に吹きかけて、逆さにして乾燥させました。
逆さまにしたのは、薬剤が葉の隙間に溜まるのを防ぐ為です。念の為、薬剤負けしないようにですね。
後は、もう今時期はないとは思いますが、蒸れを防ぐ為です。
ハダニが原因の場合は、複数の薬剤を持っていた方が良いんですよね。
というのも、ミニバラでさえ、薬剤ローテーションしてもハダニ負けして枯れてしまうので…
我が家では、下記を常備してます。
特にデナポンベイトはキロ購入してます。
- ベニカXファインスプレー
- ベニカXネクストスプレー
- GFモストップジンRスプレー
- ベニカXガード
- オルトランDX錠剤
- デナポンベイト
- ナメクジ退治ベイト
- ネキリベイト
- 園芸用キンチョールE カミキリムシ
ハダニは薬剤耐性持たれると厄介なので、同じ薬剤は使い回しせず、ローテーションして使います。
念には念を…という方は、週一で薬剤をローテーションして使うことをオススメしますが…
多肉植物の場合、ミニバラより弱いので、よっぽどハダニが酷い場合は1回散布したら様子を見て、まだ駄目そうだったら1週間空けてから、もう一度散布が無難かもしれません。
強力なハダニ退治の「ダニ太郎」や「バロック」は、年1回の使用です。
あまり使用頻度が高いと、多肉植物の方が薬剤負けしてしまう可能性もあるので、十分に気を付けてください。
ハダニは栄養を吸って株自体を弱らせるので、薬剤を散布しても、株自体が弱っていると枯れます…。
これは今年のミニバラのハダニとの戦いで痛感した事です(ノД`)
薬剤を散布する際の注意点
多肉植物に薬剤を使用する場合は、下記は守ってください。
ハダニが酷い場合は、週一の頻度で薬剤ローテーションする(必ず様子を見ながら散布)
高頻度で薬剤を使用し続けると、薬剤負けして枯れる可能性がある。
夏は夕方の涼しい時間に散布して、蒸れないようにする。
冬は暖かい日中に散布して、凍らないようにする。
次の日には乾燥しているように、風通しの良い場所に置く。
散布した時は、明るい日陰に置いて日には当てない。
複数回薬剤を散布するより、1回の散布でしっかり退治する。
シワシワ多肉を分解した結果
悪くなっていた葉を取り除くと、葉元と茎が茶色く変色?
これは変色している部分まで取らないとダメだろうなと、分解してみました。
完全にダメ元で。
うまくいけば成長点付近は変色していない可能性があるのですが、手遅れだと…厳しいです。
ほとんどの葉が茶色く変色してました。
成長点付近も、カッターで変色した部分を削りましたが、成長点付近の変色している全ては取りきれず、ダメだろうなと。
一応ベニカXファインスプレーを散布して、残しましたが、恐らく厳しいだろうなと。
残念な結果でしたが、もう少し早く気付けば助けられたかも…と後悔中です。
まとめ
水をあげているのに、葉がシワシワな場合は、葉元や茎が変色していないか確認しましょう…。
ハダニが原因で、病原菌が入り込んでしまい、ベニカXファインスプレーだけで終わらせてしまうと、ハダニは退治できても、今回のようにハダニが原因の病原菌が原因で手遅れな結果になってしまいます。
もし成長点付近まで変色した部分を削って、綺麗な状態まで戻せたら、助けられる場合があります。
最後まで気を抜かない…ですね。
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