もう既に暑いですね…遮光ネットが欠かせません。
既に高温障害で、傷んでしまいました(ノД`)
去年同じ現象で傷んでしまった品種と同じです。
そこで、高温障害に起きやすい品種をまとめてみました。
去年の夏に枯らしてしまった品種リスト
去年の夏は駐車場裏の軒下で管理していました。雨の日は玄関内に入れて…。
この場所は南向きですが、西日が全く当たらない場所です。
太陽が西側に向けば、直射日光は当たらず、明るい日陰となりますが、65%の遮光ネットをしていました。
そんな中でも高温障害で枯れてしまったのが、下記のリストです。
2022年夏に枯らしたリスト
- すみれ牡丹
- コロラータ・タパルパ
- トリマネンシス ダークレッド
- オレガヌム
- パープレウム
オレガヌム、パープレウムはずっと以前から育てていて、生き残る確率はかなり低いということは覚悟の上で毎年購入していました。
それ以外のコロラータ・タパルパやすみれ牡丹は、かなり対策をしていたのに枯れてしまったので、今年はどうするべきか悩み中です。
2023年春に枯らしたリスト
2023年春から枯らしてしまったリストです。
今年の春は暑いので、これから本番の梅雨と夏が恐ろしいです。
- ラウイ×コロラータ→1つだけ葉挿し中
- シャンペン→応急処置が効いてカット苗に。
- 真珠の玉→GW中に1枝が高温障害でバラバラに。葉挿し育て中。
- ラウイ→GW中に高温障害で再起不能に…
- コロラータSP→高温障害で再起不能に。
我が家で1番夏越ししやすい場所でダメだったので…やはりここは室外用のサーキュレーターを買うべきか悩んでいるところです。
高温障害になりやすい品種
太陽光が強すぎたり、気温が高くなると、葉がブヨったり、茎が黒くなったりと高温障害がおきます。
もし水やり後なら、高温障害からの菌が入り混んで茎が黒くなる、最も被害が重くなるパターンもあります。
コロラータ系
去年の夏に高温障害になり、葉っぱがブヨり、かなり葉数を処分して、辛うじて生き残ったのが、コロラータ・タパルパ。
現在は復活して、可愛くなってきたものの…なんだか成長点が怪しく…消えているような感じ(ノД`)
暫く様子見る予定です。もしダメそうなら胴切りして、葉挿しと脇芽を作らせようかなと思ってます。
追記
どうやら成長点は無事でした。
凄く包まったように出てきたので、成長点がない状態に見えたようです。良かった…
葉が少しでも残っていると、復活も早いですね。
ラウイ✕コロラータ
2023年3月下旬、水やり後に高温障害で葉がブヨっていたのが、まだ小苗だったラウイ×コロラータ。
成長点付近の葉が1枚黒く変色し、その周りの葉もブヨっていました。
思い切ってブヨっている葉を取り除いたら、茎が黒くなっていたので、胴切りしました(ノД`)
痛かったのは成長点付近の葉が傷んでいたこと。その影響で、上2枚の小さい葉まで胴切り。おそらく、小さすぎてカット苗としては厳しいかなと。
葉挿しをしますが、既に菌が入り込んでいればブヨっている可能性もあり…。
晩秋に買い直しを検討しています。
色が濃い&肉厚系
葉の色が濃い系の多肉植物は、太陽光を吸収しやすく、葉が厚いと葉内部の水分が高温となり、高温障害=ブヨりやすくなります。
トリマネンシス ダークレッドは、葉色が濃い肉厚な多肉植物です。これはダブルで弱いので、かなり涼しい環境に置かないとダメだと悟りました。
- トリマネンシス
- シャビアナ
- クスピダータ
蒸れに弱い品種
蒸れに弱いのは、葉が厚薄関係なく、葉が密になっている品種です。
葉が密になっている為、風通しが悪くなるので、水やりすると葉と葉の間に水が溜まる状態になると、乾燥しづらくなり、更に風通しが悪くなるという悪循環になります。
夏の水やりは、底面給水か葉に水がかからないようにします。
- ミニマ
- アリエル
- ラウリンゼ
- すみれ牡丹
高温多湿で斑点が出る品種
シャンペーンを購入した時、病気?と思って購入したお店に聞いたところ、高温になると斑点が出やすい生理現象だと言われ、涼しくなれば自然と消えると教えていただきました。
病気なら問題ないのですが、景観的にはあまりよろしくないので、斑点が気になる方は夏は直射日光に当てず、涼しい明るい日陰で管理した方が良いです。私は気にしないので、ガンガン当てちゃってますが?
高温で下葉が腐りやすい品種
葉が薄く多重に折り重なっている、エレガンスなどの系統は、高温で風通しが悪くなっている下葉が腐りやすくなります。
枯れている葉は取り除き、なるべく株元は風通し良く過ごさせてあげてください。
葉が小さく貯水量が少ない品種
つぶつぶ系
つぶつぶ系の中でも、ダントツで暑さに弱いのが「真珠の玉」です。
小さい葉は水を蓄える量が少ないので、水やりしないと干からびるし、水やりすると途端に蒸れて蒸れて腐るという、もっとも水やりが難しい部類に入ります。
モケモケ系
葉に毛が生えているタイプがモケモケ系で、代表格は「スプリングワンダー」です。
これも水やりしないと干からび、水やりすると蒸れるタイプが多く、水やりが難しい部類です。
ただ、乾燥には比較的強いので、ギリギリの所で少量の水やりをするのがコツなのかもしれません。
毛が水分を含み、乾燥しにくいので、水やりの際には本体に絶対水をかけないようにしてあげてください。
なるべく、本体の周囲に水やりをして、根だけ吸わせる感じにします。または、底面給水がオススメです。その際、あまり水を吸わさせないように、鉢底1/3くらいに留めます。
対策
夏に枯れやすい品種はまとめて管理します。
夏に強い品種とは必ず別にします。
夏に強い品種と同じ管理をすると、敵面にやられます。
逆に夏に強い品種と弱い品種を同じ環境で管理すると、強い品種は徒長したり形が悪くなります。
また、水やりの量も調節できるようにします。
遮光ネットの遮光率も、強い品種と弱い品種で分けた方が良いです。
ただ、場所的に分けて管理するのが厳しい場合は、弱い品種を優先して、徒長した強い品種は秋にでも仕立て直しします。
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