赤葉日高ミセバヤの育て方と増やし方

去年の秋に赤葉日高ミセバヤを購入して、地植えしました。

夏前に、猛暑で蒸れて枯れないか心配だったので、剪定して挿し芽を地植えしました。

目次

育て方

夏さえ気を付ければ、ほぼ放置でよく育ちます。季節別にまとめました。

育てるにあたって1番気になるのは、夏越しです。

夏越しを念頭に、事前に赤葉日高ミセバヤの育て方を調べていたのですが、最初は半日陰の方が良いと思いきや、日当たり良好の場所でないと弱るとあり…

完全日陰は弱る

バラのダフネの根元に、普通のミセバヤと赤葉日高ミセバヤを並べて植えたら、ミセバヤは元気に暴れすぎるくらい育ったものの、赤葉日高ミセバヤは隣のミセバヤに押されてしまい、完全日陰となってしまい弱ってきました。

午前中は日当たり良好で、午後は半日陰になる場所に植え替えしたのですが、時すでに遅し…。

夏越しで生き残った苗を、冬の間は日当たり良好な場所に植え替えました。

半日陰がベスト

庭の西側のバラの裏側に挿し芽を地植えしました。

夏前に保険として挿し芽した場所の赤葉日高ミセバヤは元気そうです。

西日がガンガン当たる場所なのですが、バラが日陰を作ってくれて、南側から若干光が入るので、明るい半日陰の場所です。

真夏でも基本放置で生き残っている場所です。

夏でも太陽の光が当たらないと弱るので、半日陰になる場所に植えるのがベストです。

写真を載せようと思ったのですが、ダンゴムシの死骸(我が家はダンゴムシの被害が多く、デナポンを撒いてる)が写っていたので止めました。

春秋

成長期の春と秋は、ガンガン日に当てましょう。

春は芽吹いた新芽がグングン成長する時期なので、育っては剪定→挿し芽を繰り返して、保険株を作ります。

秋はさすが赤葉とあるように、太陽に当てると葉が赤く紅葉し、その姿が可愛いです。

春秋は神経質にならなくても、放ったらかしで育ちます。

鉢植えなら、半日陰ではなく、日当たり良好の場所に置くのがベストです。

冬は地上部が枯れて休眠します。

冬でも暖かい場所なら地上部分は枯れずに残る可能性がありますが、基本枯れます。

根は生きていて、春の芽吹きの準備をしてます。

根元を見ると、小さい芽の集団が寒さにじっと耐えています。この様子も見てて可愛いです。

間違って別の植物を植え替えてダメにしないように、名札や枯れた枝をそのままにして目印を付けておきましょう。

増やし方

赤葉日高ミセバヤの増やし方は、挿し芽で簡単に増やせます。

地植えにそのまま挿し芽して根付きました。

1番左上の濃いピンクの花一帯が赤葉日高ミセバヤ

発根して直ぐの幼い苗は体力がないので、春か秋かと言ったら、春先と秋先がベストだと思います。

春に挿し芽をするなら、4月になるまでに挿し芽をして根張りさせたいですね。

3月中旬以降なら1週間経たずに発根します。

直ぐに根付いて、脇芽がワサワサ出てきます。

春に増やす時の注意点

梅雨時期の蒸れる季節と、猛暑の夏が連続するので、春先の挿し芽は幼い苗には、もしかしたら厳しいかもしれません。

2022年の春先に挿し芽した幼い苗は、半日陰の場所で夏越しさせました。

春に増やす場合は、植える場所が夏越し成功の鍵です。

日本の気候自体がかなり厳しくなってきているので、難しい問題ですよね。

秋に増やす時の注意点

冬は休眠して地上部が枯れますが、株元には春に備えて小さい芽が縮こまって出待ちしています。

それに気付かず、苗を駄目にしてしまう可能性があるので、目印を付けておくと良いです。

冬は株周りを整理して、日光に当ててあげると良いです。

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