プリムラ ジュリアンの育て方

去年の11月初旬にプリムラジュリアンの小さいけれど元気いっぱいな苗が届きました。

数年前も同じお店でプリムラジュリアンを買って、花を咲かせたので、今年は久しぶりに再挑戦してみました。

プリムラジュリアン、育てるのが難しくて、毎年可愛くて買うのに花が咲かないって嘆いている人がいました。

何も考えずに花を咲かせているので、どうしているかまとめてみました。

目次

鉢に植え替えて放ったらかし

私は放ったらかしでも花が咲いているので、話を書くと室内で育てたり色々工夫してるけど、咲かずに枯れてしまうと言っていたので、もしかしたらお世話しすぎなのかも?と思いました。

11月に買った幼い苗を鉢にガーデンシクラメンとプリムラジュリアン2苗寄せ植えしました。

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置き場所は日当たりが良い庭の真ん中に、ドンと鉢を置いてます。

軒下ではありません。

そして、殆ど放ったらかし…

雨が降らなかったら、2〜3週間に1度水やりする程度です。

今年は雪も降って霜も降りましたが、場所を移動させる事なく放置。

プリムラは霜が当たらない軒下が良いと言われますが、雪や霜が降っても葉が痛む事もなく、全然平気でした。

日当たりが良い場所に置けば、寒さにも耐えられる丈夫な苗に育ちます。

手をかけて世話をし過ぎると、返って弱ってしまうのかもしれません。

12月下旬には蕾を付ける

購入して2ヶ月でやっと蕾が付きました。

葉の数が増えたものの、苗の大きさは一回り大きくなった程度です。

かなり締まった苗に育ちました。

1月中旬に花が咲く

いちごのミルフィーユの花が咲き始めました。

プリムラ ジュリアン、いちごのミルフィーユの開花

ブライダルベルはまだ蕾のまま。

寒さに晒されていたので、かなり締まった株になりました。

半月前と同じ株の大きさです。

葉の状態も良いので、これから花を咲かせるのに栄養が必要だと思い、置き肥をして、液肥もあげました。

プリムラは成長がゆっくり

こうして成長過程を書くと、プリムラジュリアンは物凄く成長がゆっくりです。

種まきは秋で、花を咲かせる冬までの間が成長期なので、冬の間に花を咲かせるために成長させないといけないことを考えると、どうしても成長はゆっくりになってしまいます。

苗が届いた最初の頃は、小さい苗(購入時期相応の状態)だったので、咲かせることができるか一瞬心配になりましたが、前も咲いたし大丈夫だろうと思いました。

苗を購入したら環境に慣れさせる

植物って場所を移動するだけで、かなりストレスを与えてしまうことがあります。

エバーフレッシュなんか、ちょっと場所を移動させただけで大量の葉っぱを落としました?

エバーフレッシュ、我が家では元気に育ってたのに、転勤で旦那実家に引き取られたら枯れました?

このように環境の変化に敏感に察知して、ストレスで枯れてしまう事もあります。

プリムラも実は環境に敏感なのかもしれません。

11月初めの幼い苗を購入した時点で、早めに自宅の庭の環境に慣れさせる事ができたので、一度ココ!って決めたら場所は移動させませんでした。

軒下なら軒下の日当たり抜群な場所に置いて、移動させないことが大事です。

頻繁に移動させると、返って植物にストレスを与えてしまって、花が咲かなくなるんじゃないかと。

雨晒し霜晒し〈 移動のストレス なのかもしれません。

12月に花が咲いている苗は要注意

今回若い苗を買って、花が咲くまで外で育てましたが、普通花が咲き始めるのは1月中旬頃です。

店頭には早くて12月頃には花が咲いているプリムラジュリアンが並びます。

ですが、店頭で並んでいる花苗は、早い時期に花が咲くように温室で育てられているので、温室で育てられた花苗をいきなり冬の寒さに晒してしまうと、環境の変化に追いつけずに枯れてしまいます。

少しずつ外の寒さに慣らしておかないと、花を咲かせるどころか枯れます。

昼の暖かい時に外に出して、夕方には室内に取り込み、暖かい部屋ではなく、玄関などのある程度寒さが柔らぐ場所で凌ぐしかありません。

日中の気温と室内の気温が同じになる場所が好ましいです。

もし、玄関などが寒くなる場合は、袋や段ボールを被せて冷やさないようにします。

夜に暖房が効いた室内に入れてしまうと、日中の外気温との差でストレスを与えてしまうので要注意です。

冬はこの寒さの慣らしが難しいんですよね…。

小さい苗なら環境に強く育てられる!

今年のプリムラは雪に埋もれましたし、霜も降りました。

良くプリムラは雪や霜には当てないようにと言われますが、関東で雪や霜が降っても、翌日晴れなら全然へっちゃら。

雪で埋もれたなら、直ぐに避けてあげれば平気でした。

寒さにしっかり当てたせいか、しっかり締まった苗に育ちました。

小さい苗の内から、外に出して、寒さにしっかり当てると丈夫な苗に育ちます。

基本放置で花が咲きました。

時々2〜3週間に1度くらい液肥を与えて、あとは置き肥を置いておきました。

水やりは気が向いたらです。

雨が降らなかったら、1週間に1度くらいあげる程度で、基本は水やりは天気任せ。

あまり水やりをあげる環境になると、それに慣れてしまうので、与え続けないとダメになってしまいます。

雨が降らない1週間過ぎても、水やりした方が良いかな?と思うものの、全然萎れてません。

環境に慣れさせるって大事です。

室内に入れて可愛がって、返って育てるのが難しくしているのではないでしょうか?

天敵はダンゴムシ

冬はダンゴムシも活動しないだろうと楽観視していたら、やられました…

花びらの部分だけ見事に齧られて、可愛い姿が?

直ぐに住友化学園芸のデナポンを撒きました。

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これは晴れの日に撒くのが効果的です。湿ってしまうとカビが生えてしまい、効果が半減します。

株元と鉢の周りに撒きました。

冬でも暖かい日向に置いていると、ダンゴムシの餌食になるようです?

齧られた花をいつまでも放置しておくと、栄養がそこにいってしまって、新しい花芽が出てきません。

齧られた花びらは根元から剪定して、次の花芽が出てくるのを待ちましょう。

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