ビカクシダ(コウモリラン)は比較的丈夫な植物ですが、幼苗の冬越しには慎重な管理が必要です。
特に寒さや乾燥に弱いため、適切な温度・湿度・光量を維持しながら育てることが大切です。
今回は、冬にビカクシダの幼苗を購入し、室内で冬越しのために整えた環境をまとめました。
ビカクシダの幼苗を購入
冬場にビカクシダの幼苗を5苗迎えました。
全て幼苗です。
幼苗は成長途中のため環境変化に弱く、適切な管理をしないと生育不良になりやすいです。そのため、できるだけ安定した環境を整えることを意識しました。
冬越しのために整えた室内環境
ビカクシダの幼苗が快適に育つよう、以下の環境を用意しました。
床暖房の活用
室内の温度を一定に保つため、夜も床暖房をONにし、さらに段ボールを被せることで23℃をキープ。
夜間の冷え込みを防ぎ、根の成長を助けます。
サーキュレーターで空気の循環
空気を動かして蒸れやカビを防ぐため、サーキュレーターを使用。
ただし、風が直接ビカクシダに当たらないように配慮しています。
使用しているサーキュレーターは、アイリスオーヤマ「サーキュレーター アイ」。DCモーターで電気代節約タイプ、お手入れも爪を外せば簡単にお掃除できます。
ブリムの3ヘッド植物育成ライトを導入
冬場は日照時間が短くなるため、ブリムの3ヘッド植物育成ライトを設置。
日中12時間照明を付けておき、夜は必ず休ませています。
ただし、幼苗の葉は強光に弱く葉焼けのリスクがあるため、照度は5000ルクスに調整しています。
乾燥対策として水苔を湿らせる
幼苗は乾燥にも弱いため、水やりとは別に水苔を湿らせて根元の湿度を維持。これにより、水分を適度に保ち、乾燥によるダメージを防ぎます。
使用している水苔「日清ガーデンメイト 日清 超圧縮水苔 No.150」
リキダスで活力アップ!
成長を促すため、リキダスを使用して活力アップ。冬場は成長が緩慢になるため、根や葉の調子を整えるのに活用しています。
葉水できる植物活力剤「HB-101」も導入
乾燥対策と栄養補給を兼ねて、葉水にHB-101を使用。葉面からの吸収を促し、元気な葉を育てるサポートをしています。
ビカクシダ幼苗の冬越しポイント
- 夜は床暖房+段ボールで23℃をキープ
- 風通しを確保しつつ、直接風が当たらないよう調整
- 育成ライトの照度は5000ルクスに抑える
- 乾燥対策として水苔を湿らせる
- リキダスやHB-101で植物の活力をアップ
まとめ
ビカクシダの幼苗を冬に迎える際は、温度管理・光の確保・湿度調整が重要になります。
今回は、床暖房・サーキュレーター・植物育成ライトを活用しながら、乾燥や葉焼けを防ぐための工夫を取り入れました。
今後も環境を微調整しながら、ビカクシダの成長を見守っていきます!
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