真夏にセダムや多肉植物を生き残らせる為の実験をした成果

8月も終盤に入り、気温が落ち着いてきてくれれば良いなと思うこの頃です。
この夏も猛暑で多くの植物に被害が出たので、また秋に1から育て直しです。

目次

枯れては何度も購入して、毎年夏越しの試行錯誤する

何度経験しても、やっぱり可愛くて購入しちゃうんですよね…。
本当なら育て方がもっと上手なら、枯らさずに済むのでしょうが、この暑さでは厳しいです(泣)

去年は単体で育てると弱いという印象だったので、寄せ植えの中に弱そうなセダムなどをポイポイと葉を落っことしていたので、葉挿しで芽が出て、それらがどうなったかについてお話したいと思います。

寄せ植え丼に何が埋まっているか?

ぶっこみ寄せ植え丼

などなど、かなりのぶっこんでおります。
もう3年以上手を加えず、多肉植物の葉やセダムのカットが余ったら、ポイポイ投げ入れている鉢です(^_^;)

その中に、去年の秋から冬時期に、いつも夏には群れて枯れるリトルミッシーやスプリングワンダー、パリダムなどもポイポイしていました。

もうギュウギュウなので、土にも刺さずに置くだけという状態です。
しかも覗いても土があまり見えない状態(汗)

そんな状態ですが、全て根付いたのは驚異的です。
水は気まぐれであげていて、1週間あげない日もあれば、1週間2度くらいサラッとあげたりしていました。

やはり枯れたのはリトルミッシー

そんな中でやはり枯れてしまったのがリトルミッシー。
リトルミッシーは本当に夏の蒸れに弱くて、すぐ枯れるし、かと言って水をあげないと干からびるという育て方が難しい。
なので、リトルミッシーは毎年買い直すしかないなとあきらめモードです。
毎年枯れないように工夫して頑張るのですが、やっぱり…という感じですね(^_^;)

そして、スプリングワンダーとパリダムですが、この2つは単体でも育てていたのですが、
残念ながらスプリングワンダーの単体鉢は全滅。

パリダムは夏前までは鉢いっぱいだったのが、1枝生き残っている状態です(^_^;)

そして、寄せ植え丼にポイポイしたスプリングワンダーとパリダムは生きてますね。
スプリングワンダーなんか、葉をポイポイしたので、めっちゃ小さい苗が3〜4つほどある状態です。
小さい苗だと夏は体力が持たないだろうなと思っていたのに、まさかの生き残り。

スプリングワンダーの小さな苗


どうです?かなり小さい苗にも関わらず、ちゃんと生きていてくれています(´;ω;`)
パリダムも枯れずに生き残っています。
枯れているのはリトルミッシーですね…。

枯れやすいセダムは寄せ植えの方が強いのか?

寄せ植えの中に夏に強く蒸れにも強いセダムがあります。
めっちゃ生命力が強いので、直ぐに成長して大きくなってしまうため、こまめにカットしています。

それがブロウメアナ。

ブロウメアナすごいですよ。
他のかなり大きい鉢にもセダムの寄せ植えしていますが、ブロウメアナ付近の他のセダムは生き残り、他のブロウメアナが埋まっていない部分は枯れてしまうという…。

セダムは水を欲しがる割には、蒸れに弱いのでいつも気を使っていました。
それでもやっぱり枯れるんですよね…。

夕方に水やりして、次の日の朝に土に水が含みすぎて残っていると、蒸れてしまうんですよね。

ブロウメアナが植えてあると、水をよく吸ってくれるからか、土に程よく水分が残る状態で他の植物も吸い、朝には蒸れずに済むという仮説を立てました。

ブロウメアナは生命力も強くて、めっちゃ増えすぎて、他の植物が負けてしまう!と思って困っていたのですが、その効果に期待を持って、茂ったらカットするをしています。

多分、ブロウメアナ抜いたら、ほとんど枯れそう(^_^;)

夏に弱いセダムは夏に強いセダムと一緒に植えよう!

ここで言いたいのは、夏に強くても休眠しないセダムです。
夏に強くても休眠するセダムや多肉植物だと水を吸わないので、意味がありません。

夏でも活動期で元気に茂るセダムが良いです。

我が家で夏でも元気なセダムというと、ルチア インギュラータや碧魚連です。
夕方見るといつも葉にシワが寄って水を欲しがっているので、毎日ジャバジャバあげています。

ルチアと碧魚連の寄せ植え丼の中に、気まぐれでミルキーウェイを植えてしまったのですが、他の鉢のミルキーウェイより水々しくて元気ですw

他の鉢は水をかなり絞っているので、ミルキーウェイは干からびモードなんですよ…。

セダムじゃなくても良いです。
普通の夏に活動期の植物の寄せ植えに紛れ込ませてもOKです。

冬に寄せ植えしたバーベナやラミウムなどの葉っぱ系植物と一緒に、アボガニーレッドやミルキーウェイを一緒に植えていました。

アボガニーレッドの親株は枯れてしまったのですが、この寄せ植えに挿し木したアホガニーレッドは生きています。
1本しか植えなかったのを後悔しています(汗)

この鉢も水をあげないと直ぐに葉っぱがシオシオになって元に戻らなくなるので、毎日水あげしています。

でも蒸れに弱いアホガニーレッド(ドラゴンズブラッドに良く似たセダム)元気ですよ。

まとめ

この暑さが落ち着いたら、またセダムを買い漁ろうと思っているので、もう寄せ植え丼しか作らないことに決めましたw

なんなら、弱いセダムを真夏から守るために、ブロウメアナの比率を多くして、程よい間隔でブロウメアナを植えて、その間にスプリングワンダーやパリダムなど細葉系を植えたりしようと思います。

パリダムとかは単体でこんもりしているのが良かったりするのですが、寄せ植え丼を親株にして、毎年生き残らせて、それを元に単体鉢を作ろうと思いました。

今年はこれでいきます!

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