もう5年以上我が家で育てているペペロミア ジェミニ。
関東→九州→関東と転勤先でも連れていき、枯れずに残っている丈夫な子です。
環境の変化にも枯れることない、ペペロミア ジェミニの育て方をまとめました。
育てる環境
カーテン越しの明るい場所が適しています。
室内でも、西日が当たるような強い場所だと、葉焼けしてしまいます。
明るい場所だと、葉っぱは濃い緑色になりますが、日光不足だと黄色くなって弱ってしまいます。
適度に明るい場所が適しているようです。
春と秋は外でも平気です。
外で育てる場合は、雨が当たらない場所に置きます。少し雨が当たるような軒下が適しているかもです。
ただ、夏は雨の後の蒸れで枯れる可能性があるので、室内の方が良いです。
冬は寒さに弱いので、必ず室内で育てます。
我が家の場合はずっと室内で育てています。
年中通して同じ環境で居続ける方が、安定して育てられると思います。
使用している土と水やりの関係
水はけが良い土を使用しています。
ズバリ言うと、ハニーミントさんの多肉植物用の土です。
葉っぱが水やりのサイン
ペペロミア ジェミニは葉っぱに水分を蓄える性質で、水をあげると葉っぱが物凄く分厚くなります。
逆に水をあげないと、葉っぱが物凄く薄くなります。
葉っぱが物凄く薄くペラッペラになって、包まっているようだったら、枯れる寸前と思った方が良いかもしれません。急いで水やりしましょう。底水で暫く置いておくのが確実かもしれません。
葉っぱに水が溜まったら、恐らく無事です。
私の水やりの頻度は、大体1〜2週間に1度の頻度で、底に水が抜けるまで水やりはしていません。
大体土の上半分が湿ればいいやという感じで水やりしている適当さです。
上記にも書いたように、葉っぱの厚さが薄めなら水やり多めに、厚めなら湿らす程度です。適当に調整してます。
水やり多めだと…可愛くなくなる
上記の通り、水をあげると葉っぱに水分を溜め込むので、水やりの頻度が多いと、常に葉っぱが水を溜め込む状態になってしまいます。
葉っぱはかなり分厚くなり、ちょっと可愛くなくなります。
蒸れない季節は水やりの頻度が多くても大丈夫ですが、そんなに水を必要としない植物なので、水やりの頻度が少ない方が、安定して可愛く育てられます。
ペペロミア ジェミニに適している土
ペペロミア ジェミニは葉っぱに水を貯める性質なので、水はけの良い土が適しています。
保水力が高い土を使うと、葉っぱに水が貯まりすぎて分厚くなり、それ以上吸えないと根腐れしてしまう可能性が高いです。
ただ、例外的に挿し芽をする時は、保水力がある土の方が良いです。
というのも、根を出すまでは茎から水を吸わねばならず、根が出るまでに水切れを起こすと枯れやすいからです。
もし、多肉植物用の土を使う場合はこまめに水やり推奨です。
多肉植物の土を使っても発根したので、水やりさえ忘れなければ問題ありません。
環境が良いと花芽をつける
ペペロミア ジェミニが育つ環境が良いと花芽をつけます。と言っても、花らしくないのですが…
ペペロミア ジェミニの生育期は春から秋です。
ただし、夏の直射日光は厳禁な上、暑い中で水やりしてしまうと蒸れて急激に株の状態が悪くなります。
葉っぱに水を蓄える性質なので、夏の暑い中での水やりは控えて、葉っぱの状態を見て水やりします。
そこをクリアできると花芽が付きます。
ただ、この花芽が厄介で、基本的に植物は花に栄養を送るので、花に栄養を送り続けると株が弱ります。
下記に私の失敗談を載せているので、合わせてお読みください。
増やし方
ペペロミア ジェミニの増やし方は別記事にまとめていますので、そちらをご覧ください。
1つ言える事は、小さい鉢でも良いから保険を増やしておく事です。
調子を崩しやすい季節は梅雨時期から夏
これは私の体感ですが、ある程度育って大きい株になるほど、調子を崩しやすい印象です。
株が古くなると弱りやすいので、毎年小さい鉢でも良いから挿し芽をしておきましょう。
調子を崩しやすいのは梅雨時期から夏の暑さが酷い時です。
花芽が付くのが梅雨時期頃なので、花芽が付いたら株の様子を観察しておくと良いです。
根腐れしておらず、水やりの頻度も少ないはずなのに、下の方の大きい葉が黄色く変色し、ポロポロ取れてきたら、株が弱っている証拠です。
上の方の葉がまだ元気なら、直ぐに挿し芽をしておきましょう。
まとめ
もう10年以上居座り続けている我が家のペペロミア ジェミニの育て方をまとめました。
その間、何度かピンチになったりもしましたが、買い直す事なく育て続けることができています。
コツは保険を作っておく事と、異変を感じたら直ぐに元気な部分を挿し芽する事。
可愛いペペロミア ジェミニ、育ててみませんか?
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