既に仕立て直しに取り掛かっていますが、我が家にある従長しやすい多肉植物リストをまとめました。
今後、この従長しやすい多肉植物の夏越しには、遮光ネットの遮光率を下げるなどの対策も必要かなと思い、まとめておく事に。
遮光率が高すぎると従長する
かなり従長している子と、全く変化なしの子、様々です。
恐らく、夏の遮光率が高すぎて、従長したのだと思います。
夏場は駐車場裏の石畳に置いて、和室のシャッターに遮光ネット65%をかけました。
65%でも枯れる多肉植物もあれば、従長する多肉植物もあれば、全く変化なしの多肉植物もあります。
従長してるリスト
我が家で育てている多肉植物で従長しやすいと感じた多肉植物のリストです。
- 春萌
- レディシア
- デビー
- ニクサーナ
- シャネル
- ピンクルビー
- モラニー
- メラコ
- パールフォンニュンベルグ
- スノーホワイト
- グロッソ
- ブラウンオリーブ
- オリビア
- マッコス
苗はほぼハニーミントさんで購入しました!
多肉植物の仕立て直し
多肉植物の仕立て直しは、以下の通り。
- 従長している子は胴切り
- 子株が育っている子は切り離し
胴切り後の処置
胴切りした成長点がある先端は挿し芽します。
切った部分を乾燥させてから土に挿して発根をさせます。
株は小さくなりますが、発根して秋に成長することを考えればヨシ。
発根さえすれば、もっとも綺麗に育つ観賞用になるといえます。
切り離した先端の下の方の葉は、丁寧に取って葉挿しします。
根がある本体は脇芽が出てくるので、増やし用になります。見た目があれなので、元々の鉢から育成用鉢に移植しました。
仕立て直しする場合は、育成鉢を作ると便利です。
もう少し先端の葉を取って、丈を詰めた方が良いかも…。
空いている部分には、芽と根が出た葉挿しを植えて育てる予定です。
子株の処置
子株は切り離した部分を乾燥させた後、土に挿せば発根します。
2週間前くらいにナナミニフックの子株を切り離し、鉢に刺したら、現在は発根したようで抜けなくなりました。
子株は胴切りした先端と遜色ない綺麗なロゼットが期待できます。ある程度育ったら、観賞用鉢に移植するか、寄せ植えに使っても良いですね。
子株が吹きやすいリスト
子株が吹きやすい多肉植物リストです。
子株ができても、中々成長しない場合もあるし、成長しやすく本体と遜色ない状態になるものまで様々です。
また、枝が伸びて先端だけロゼットを作るタイプや、全く枝が伸びず、群生してしまうタイプもあります。
群生するタイプ(ベラ)は切り離しがちょっと難しく厄介です。
その場合、テグスで胴切りした方が確実に綺麗に胴切りできます。
子株が出来やすいリスト
- ナナミニフック
- ピンクルビー
- シャネル
- レディシア
- ルスビー
- ベラ
- デビー
子株を切り離す際の注意事項
子株はある程度成長しないと挿し芽できません?
発根する体力ができるまで、成長を見守る方が良いと思います。
ナナミニフックの子株は成長しやすく、切り離して挿し芽したら発根しました。
逆にシャネルはロゼットの葉が小さいままで、葉数が4つくらいしかないので、まだまだ切り離すにはほど遠いです。
仕立て直しは保険株を作る良い機会
万が一、先端が発根せずに上手くいかなくても、本体が生きていれば再び脇芽が出てくるので、それを観賞用に育てることが出来ます。
また、葉挿しも成功すれば増やせるので、お気に入りの多肉植物を増やせる良い機会でもあります。
来年の夏越しに向けて、保険株を作る良い機会です。
お気に入りを増やしてかわいい寄せ植え鉢を作る事もできます。
大丈夫か不安になるとは思いますが、多肉植物は本来暑ささえなければ強靭な生命力です。
今の時期にしっかり増やして、来年の夏に備えましょう!
秋なら野ざらしの方がよく育つ
年中野ざらしの多肉植物の寄せ植え鉢があるのですが、これがまた野ざらし放ったらかしの方がよく育つ典型的な例です。
ダンゴムシに齧られ、棒状が立ち並び、多肉植物の墓場と化した寄せ植え鉢だったのですが、半年くらい放ったらかしていたらいつの間にか茂っていました。
夏も冬も野ざらしです。
雨が降っても葉焼けしません?
エケベリアもほったらかしで、巨大化しています。
これはもう人の手が入ってイジると枯れるだろうと思い、放置しています。
まだ小さい体力のない苗は夏は枯れる可能性ありますが、秋ならもう平気。
葉挿しの幼い苗を野ざらしにして育つのを待とうと思います。
ただ、冬になると小さい苗には霜や雪はダメージなので、軒下に移動させる必要があります。
また野ざらし寄せ植えを作って、健康な株に育てたいと思います。
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