4月から5月にかけて葉挿しを購入しましたが、成功率は冬の葉挿しより大幅に落ちます。
今年は春でも日差しの強さで葉焼け、気温が高くて高温障害が発生しました。
冬に葉挿しをして成長した苗は、現在でほぼ8割ほど残っていますが、4月以降に葉挿しは5割以上ダメになりました。
春の気温上昇で高温障害に…
我が家の環境が悪いのと、盆地ということもあって、気温が高くなりやすい傾向があります。
一応、過去に福岡に住んでいた事があるのですが、多肉植物を育てるに当たって、海風の存在はかなり大きいと感じました。
なんというか、関東はジリジリとした上からの暑さと、地面からの反射熱が半端ない。その上風もあまり通らない。多肉を育てるのに最悪な環境だと思います。
サーキュレーターなどを駆使しないとやっていけません。
この環境では葉挿しも高温障害になりやすく、成功率が格段に下がります。
葉が高温障害でブヨッたり、変色してしまうんですね。
冬に葉挿しした苗は?
品種によって成長率が異なるので、現在大体1〜5センチと幅があります。
小苗は急な気温の上昇でも、苗自体が小さく風通しが良いので、今の所元気です。
次の日の朝には乾くように、毎日水やりをしています。
春に小苗には丈夫に育つように活力剤を与えていました。
この2点と液肥を与えていました。
活力剤のおかげで丈夫に育ったように思います。
うっかり直射日光が当たっても、多少シワがよるものの、水やりすると数日後には普通に平気でした。
葉挿しの購入は晩秋からにする
春と冬の葉挿しの状況を比較すると、圧倒的に安定して育てられるのは晩秋の完全に涼しくなってからが適切な季節だと痛感しました。
位置的に西日が強く入る環境なので、我が家の環境は多肉植物にとって過酷な環境です。
思えば…オレガナムの種蒔きも、春撒きは全滅し、秋撒きに成功しています。
春は梅雨と夏が控えている為、成長期には向きませんね…
安定して育てたいのなら、やはり涼しくなった晩秋からだと悟りました。
【実験】夏の葉挿しと室内管理
ぷくぷく多肉の真珠の玉、夏の暑さに弱そうなので、まだ元気な内に葉挿しをいくつか取り、室内のビカクシダと同じエリアに置いてみました。
キッチンの窓辺に置いて、1日中和室からの冷房をサーキュレーターで飛ばしているところです。
このエリアに、2年連続で枯らしてしまって、先日購入したばかりのスノーベルベットも置いています。※発根管理中
このエリアで、高温障害でダメになる品種を夏越ししようという実験です。
ビカクシダを植え替えて、キッチンの窓辺に置けなくなったので、今度は南東の朝日が強い場所に移動させることにしました。
午前中は朝の日差しで、厚いカーテンをしていても照度が5000lxはあるので、サーキュレーターを1台購入して、南東の窓辺で管理することにしました。
この場所はカーテンなしでもかなりの光量となるので、多肉植物には持ってこいの場所です。
サーキュレーターを回すなら、多肉植物を置いても問題ないと判断し、この場所で葉挿しの管理もしてみることにしました。
高温多湿に弱い品種で2年連続で高温障害で枯らしたスノーベルベット、トリマネンシスダークレッドを購入後にずっと室内管理していますが、今の所無事です。
更にアイスグリーン(成長苗)と真珠の玉の葉挿しも管理してみることにしました。
今年の夏越しが成功したら、来年からは高温障害になりやすい品種は室内管理に切り替える事にします。
本音を言えば、旦那にビカクシダを盾に育成ライトをけしかけたい?
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