7月初旬と中旬頃に夏越しできなかった多肉植物を再購入しました。
また同じ環境で管理したら枯れてしまうのは目に見えているので、室内管理に切り替えました。
室内管理に切り替えた結果をまとめました。
再購入リスト
ほぼ、ハニーミントさん♪
スノーベルベットだけはハニーミントさんで売り切れだったので、HOSHI☆TANIKUさんで購入しました。
それ以外はハニーミントさんです。
室内管理の環境
上記は我が家の環境では夏越しが難しく、毎年ダメになってしまいます。
そこで、ビカクシダと同じ環境に置いて様子を見ることにしました。
東側の窓に置いているので、午前中だけかなりの照度です。
そこで、徒長を少しでも防ぐために、午前中に少しカーテンの外側に置き、熱が籠る頃合いを見て、カーテンの内側のビカクシダと同じ場所に置いて、サーキュレーターに当てています。
朝日でもカーテンの外の照度は5万以上いくので、熱の問題さえなければ、そこに置きっぱなしにするのですが、高温障害が怖いので、移動させています。
その甲斐あってか、現在まで生きており、夏休みの留守中も問題なく生き残っていました。
あとは、室外の気温が最高気温25度くらいまで落ち着くまで室内管理して、そこから少しずつ室外に置いて慣らしてから、室外管理に切り替える予定です。
室内で夏越し管理するポイント
室内でも、ただエアコンが効いた部屋に置いただけでは弱ってしまいます。
ポイントは4つ
- 照度
- 風
- 温度
- 水やり
照度が確保できる環境を作る
やはり植物には照度が必要です。
強すぎず、弱すぎない、ある程度の照度が確保できる窓辺がある環境が必要です。
照度が確保できても、光が強すぎて高温障害のリスクがあるので、そこもクリアしなければなりません。
照度が確保できない場合は、育成ライトの導入をおすすめします。
だいたい午前中だけ十分な照度を当てれば徒長しにくいということが分かりました。
ただ、徒長しやすい品種は徒長しちゃいます(^_^;)
ここで徒長しやすい品種に徒長しないよう環境を変えてしまうと、徒長しなかった品種がダメージ受ける可能性もあるので、徒長しやすい品種は諦めるか、環境を切り分ける必要があります。
私は室内管理で夏越しで生き残らせる事が第一目標だったので、ある程度の徒長は諦めています。
生き残れば、秋に仕立て直しができるので、割り切る事も必要です。
空気の動きがある環境を作る
完全に無風というのは、植物にとって非常に良くありません。
そこでサーキュレーターを導入します。
部屋の空気の循環にもなるので、持ってない方は是非電気代があまりかからないDCモーター付きのサーキュレーターをお勧めします。
ちなみに我が家にはDCモーター付きのサーキュレーターが4台あります。
もし多肉植物が、うっかり暑さにやられそうだ!となった時、取り敢えず風当てとけ!です。
室内管理の水やり
室内管理すると、休眠しません。
定期的に水やりする必要が出てきます。
水やりする時は気温が落ち着く夕方に行い、次の日には乾いている量をあげます。
水やりをした日は、少しでも土が乾くように、必ずサーキュレーターを回します。
風がないと土が乾きにくく、土の中が蒸れて、カビや根腐れなど病気のリスクが高まります。
水やりに関しては、生かさず殺さずを徹底します。
生き残るギリギリのラインを攻めていきます。
これが室内管理の水やりの難しさです。
水を好む品種は2週間置き位の頻度で、それ以外は3〜4週間に1度、つまり最低でも室外管理している多肉植物と同じ頻度にしています。
水やりの頻度が高いレッドベリーは、水やりをしないと葉っぱが萎れていくので要注意です。
品種によって水やりの頻度が必要になってきます。
室内管理した結果
7月に購入して以来、室内管理していた多肉植物の今の状態ですが、全て生き残ることができました。
来年からは高温障害で枯れやすい品種は室内管理に切り替えようと思っています。
室内管理に切り替える時期は、5月初旬頃です。4月末からでも良いかも…。
今年の5月は早々に暑かったので、気温が25度を超え始めたら切り替えた方が良さそうです。
徒長しなかった品種
水をかなり絞っていたので、徒長しなかったのかもしれません。
下葉の枯れも、室外にある品種よりも少なめでした。
上記の品種は、涼しい環境である程度水を絞れば、徒長しにくいみたいです。
室外にある枯れた下葉が多い品種は、暑さで水を欲して、葉に蓄えている水を使って身を守ってるので、どうしても下葉が枯れやすくなります。
水やりの頻度を上げれば良いのですが、中々タイミングがなく、せいぜい2〜3週間に1度チャンスがあれば良い方です。
徒長しなかったので、室外に出した後、太陽をたくさん浴びたら、成長するんじゃないかなと期待しています。
徒長した品種
やはりレッドベリーはある程度の照度が必要だと思いました。しかし、他の高温障害に弱い品種を考えると、致し方ないのかなと。
レッドベリーは仕立て直しやすい品種ですから、徒長したらチョンパして挿し木すれば秋にいくらでも増やせます。
トリマネンシスダークレッドは高温障害に弱い品種なのに、意外と照度を必要とするんですね。
これも、胴切りして仕立て直しです。
室内管理でも成長してきてる?
最近気付いたのですが、少し気温が落ち着いてから成長点が少しずつ成長している感じがしています。
購入した時の写真を取っておかなかったのが悔やまれます。残していたら比較できたのに…。
アイスグリーンは成長点が膨らんできました。
スノーベルベットも成長点が詰まってきています。
下葉があまり枯れなかったのもあって、葉数が増えてきました。
きちんと室外に出して、日に当てれば良い感じにギュッとしまった可愛い多肉ちゃんに育ってくれそうです。
まとめ
今回の結果から、来年は夏越しが難しい品種は室内管理に切り替えようと思いました。
特に枯れて再購入した品種は夏越しがかなり厳しいので、枯れた品種をリスト化しておこうと思います。
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