棒状と葉焼けのロココの今

夏の高温障害と葉焼けの影響で葉っぱが殆ど落ちてしまったロココ。

あの可愛い姿は…と嘆かわしい状態なのです。

辛うじて生きてる?という。

目次

高温障害と葉焼け

夏の間でも遮光下で良い感じに茂っていたのですが、ある時から急にロココの葉っぱが葉焼けし始めて、ポロポロと葉を落としてしまいました。

葉焼けと高温障害で葉が落ちたロココ

恐らく、時期的に西日の入り方が変わり、遮光下でも遮光ネットの角度で葉焼けしてしまったのかもしれません。

あの遮光ネットの隙間、角度によっては、直射日光になってしまうので。

遮光ネットと多肉植物との距離が近いと、遮光ネットをしている意味がないに等しいのですが、その可能性もなさそう。

同じ場所に置いていた近くの多肉植物には、そういう現象が起きなかったです。

ただ、本当にこのある時期を堺に、アメジスティナム膵臓のたまごイーグレットなど軒並み高温障害や葉焼けで葉を落としてしまいました。

アメジスティナムは枯れてしまいましたね…

他は棒状です。

ここで体力が残っている多肉植物は生き残るのでしょうが、残っていない多肉は枯れてしまいます。

枯れてはいないので、新芽が出てくるかどうか…ですね。

棒状から復活の兆し

やっと涼しくなって、2週間くらい経ちましたが、葉っぱを落として、ほぼ棒状になっていたロココ、葉を落とした所から新芽が出始めました。

新芽が出始めたロココ

脇から芽がポコポコ出始めているので、この新芽が育ってきたら、徒長した先端部分を剪定して挿し芽をしたいと思っています。

あくまで新芽が育って、株の光合成に支障がなくなったらです。

この状態で葉っぱが少し残った先端部分を剪定してしまうと、成長が遅くなってしまうので…。

植え替えて、成長を促す

ロココは脇芽や葉挿ししやすい品種なので、直ぐに鉢いっぱいになってしまいます。

1年も経つと恐らく根が回っていて、土もカチカチ。

根張りは成長に繋がるので、早く成長させたいなら土を入れ替えて、根っこを解してあげないとダメだろうなと。

更なる成長を促す為に、固形肥料(置き肥)と有機肥料の液肥verをあげたいと思います。

使っている有機肥料の液肥は、ズバリ!

万田アミノアルファです!

これ転勤前から使っている、10年もののやつです。

実は万田アミノアルファには消費期限があるのですが、コスパ良すぎて中々無くならないんですよ?

消費期限切れても、効果の衰えは見られないので、普通に使っています。

結構使ってるのですが、全然無くならず、やっと終わりが見えてきたかな?と思うくらいです。

超絶臭いが強烈なのですが、土の中の微生物が活性化するので、カチカチになった地植えの土にマイローズ ばらの培養土を撒いて、この万田アミノアルファを撒いて1週間くらい経つと、スコップがザクザク入るくらい土が柔らかくなっています。

土が柔らかくなったら、ハニーミントさんで購入したアミノ有機肥料を混ぜ合わせると、バラの冬のお手入れが物凄く捗ります。

これを冬にやると、全然違うんですよね…

それくらい万田アミノアルファと培養土、アミノ有機肥料は我が家に欠かせない存在となっています。

ただ、これを多肉植物にやると効きすぎますし、鉢に1つ1つやるのは現実的ではないので、万田アミノアルファだけに留めています。

特に、早く大きくさせたい葉挿し苗には有効だと思っています。

大きい苗になってしまうと、鉢増しか苗の縮小をしなければならなくなるので、小さい苗と大きくしたい苗、成長させたい苗のみに使っています。

あとは、葉挿しにはメデネール、成長させたい発芽済みの葉挿し苗にはリキダスですね。

バラを育てていると、こうした肥料や薬剤、活力剤は豊富に揃える事になるので、それを多肉植物に転換する事を覚えました。

野晒しで元気に!

今後、野晒しにすることに決めました。

復活までは野ざらしにした方が、回復が早いのかなと…そして、野晒しは強い。

というのも、ロココも涼しくなって、遮光ネットを外してから野ざらしにしていました。

ロココの新芽が出てきて、他の棒状の多肉植物も野ざらしにすることにしました。

他のエケベリアも野ざらしにした方が成長も早いのは分かってはいるのですが、庭に野ざらしにするとダンゴムシの被害に遭うので出来ないんですよね…。

成長期に害虫に邪魔されない!

つい最近、鉢の下にビッシリとダンゴムシの成虫と幼虫がいたので、デナポンベイトオルトラン粒剤を庭中に撒きまくりました。

ダンゴムシは大食感で、数を減らしておかないと、餌がなくなった時に多肉植物をも目掛けてくるので…。

タニ友さんに、ルビーネックレスが鳥に齧られると相談を受けたのですが、どう見てもダンゴムシに齧られた跡でした。

鳥だと嘴で突いて食べると思うのですが、被害を受けた跡を見ると、表面だけ齧ってる様子で、あーこれはダンゴムシかなと…

デナポンベイトをオススメしました。

ダンゴムシは増えると被害が大きくなるので要注意です。

せっかく成長する時期なのに、ダンゴムシに成長を阻害させられては元も子もないです。

薬剤もしっかり撒いて、害虫から多肉植物を守りましょう!

住友園芸のオルトランをずっと使ってきましたが、我が家ではこの大量タイプのオルトラン粒剤を購入しています。

大量は良い…量を気にせず撒けます。

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