玄関ポーチに多肉植物を置きながら、2年ぶりに戻ってきたツバメの巣を見守るための試行錯誤をまとめました。
遮光ネットを使い、西日の影響を最大限に抑えつつ、多肉植物とツバメの共存を目指す日々を綴ります。
さらに、今日ヒナが巣立った感動の瞬間についてもお伝えします。
2年ぶりのツバメの来客
2年ぶりにツバメの巣に住人がきました。
ツバメの糞とか大変ですが、ツバメのヒナが育って巣立っていくのを間近で見られるのは幸せな事です☺️
ツバメが卵を生み、育てる様子を見守る一方で、多肉植物の夏越しをしなければなりません。
特に5月からは日差しが一気に強くなるので、気が抜けませんでした。
ツバメと多肉植物の共存のために工夫している点や苦労について共有します。
玄関ポーチの状況
玄関ポーチには多肉植物を置いており、夏の強い日差しを避けるために遮光ネットを使っています。
というのも、雨避けの場所が玄関ポーチしかないのです。
遮光ネットは突っ張り棒でカーテンのように垂らして設置しています。
普段は玄関前の階段に多肉植物を置いて、階段の欄干に遮光ネットを洗濯バサミで留めています。
ツバメの巣と遮光ネットの設置工夫
ツバメが巣に戻れるように、遮光ネットの上部を開けておく必要があります。
ツバメの巣の下を30センチあける事により、ツバメが安心して巣に戻り、子育てができる環境を維持しています。
この遮光ネットは、カラス避けにもなります。
ツバメはホバリングができるので、巣付近に滞空して入る事ができますが、カラスはホバリングできません。
ツバメの巣の下30センチを開けて、突っ張り棒でカーテンのように下を覆ってしまえば、カラスは巣を狙うができなくなります。
前回カラス避けとして、カラスが嫌う色の「SARABAカラスくん」という商品が絶大な効果を発揮し、無事に雛を巣立たせることができたので、「SARABAカラスくん」も巣の付近に貼り付けています。
「カラスくん」プラス遮光ネットのおかげで、カラスは巣に近づけないのです。
西日対策と多肉植物の配置
遮光ネットを部分的に開けることで、西日が入ってきます。
これに対して、多肉植物は遮光ネットで保護されている部分に配置しています。
しかし、スペースが限られているため、全ての多肉植物を十分に保護するのは難しい状況です。
苦悩と工夫の毎日
ツバメの巣を守りつつ、多肉植物を健康に保つための工夫と苦悩は続きます。
ツバメの巣を見守りながら、多肉植物の世話をすることは大変ですが、その光景は心温まるものです。
子供達と一緒に、ツバメの親鳥がヒナに餌やりをする場面を間近で見る事は、情操教育にも良さそうです。
我が家には生き物が沢山います。
身近な生き物の、命を大事に!(ドラクエ風)を教えられるので良い事ですね。
娘ちゃん、手にカナヘビを乗せてあげた時は興奮してました。パパに「◯◯ちゃん(=自分の名前)の手に乗ってね、ヒュルヒュルって(肩まで)登って行っちゃったの!!」と興奮して教えていました。
息子は乗せようとすると嫌って逃げていたので、性格が真逆で余計面白いです。
ヒナの巣立ち
6月1日、4匹のツバメのヒナが無事に巣立ちました。
5個の卵がありましたが、1つは還らず無精卵だったようです。
まだ餌やりの練習で戻ってくるかもしれませんが、ツバメロスが激しいです。
2期目突入?
ツバメのヒナが巣立って1週間、巣への来客が引っ切りなしでした。
おっ?これ2二期目あるかも?と期待していた所、ついに6/12に巣の中に卵が2個あるのを確認しました。
2期目あり得るなら、カラス避けの「SARABAカラスくん」を取った方が良いかもと、旦那と相談していましたが、ツバメが引っ切り無しにやってくるので、結局そのままに…
そうしたら、そのまま卵を産んだので、これはツバメがやってくる4月初旬から貼り付けた方がカラスがやって来ない=ツバメに取っては安全な場所と認識してもらえるのではないか?と思うようになりました。
カラス避けの「SARABAカラスくん」を取り付けたままでも、普通に巣への内覧がひっきりなしに来てくれたからです。
カラス避け「SARABAカラスくん」を見つけるまでは、ツバメが来て卵を産んでくれても、カラスの攻撃に遭っていて、ヒナを巣立ちを見ることが出来ませんでした。
2期目は比較的直ぐに巣に居着いて、卵を産んでくれたのをみると、カラス避け「SARABAカラスくん」は絶大なる効果があります。
まとめ
ツバメの巣を見守りながら、多肉植物の夏越しをするという共存の試みを紹介しました。
遮光ネットの設置や西日対策など、多肉植物の夏越しへの工夫と苦労が続く毎日ですが、ツバメの成長を見守る喜びは格別です。
皆さんも、玄関ポーチでの植物と野生動物の共存に挑戦してみてはいかがでしょうか?
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