転勤中はセダムを鉢植え管理していましたが、転勤から戻って、地植えしたら夏越しどうなるか実験してみました。
鉢植え管理は水やりが難しい
セダムは夏の高温多湿が苦手なので、真夏に水やりすると蒸れて枯れることが多いです。
水やりを絞っても、枯れてしまう。
ただし、海風が通る土地は生き残る可能性が盆地より高いのは実感しました。
関東の海なし県では、風があまり吹かず、上からのジリジリとした暑さと、路面の照り返しによる暑さが相まって、外に出たくない状態でしたが、福岡は海風が通るので、カラッとした暑さなんですよね。
関東では風が吹いても熱風ですが、福岡では幾分涼しい。
植物も同じで、風が通るだけでも蒸れを幾分マシにしてくれるようです。
ただし、やはり鉢植えの水やりを間違えると枯れます。水をあげなくても枯れるし、水をあげすぎても枯れる。
水が好きな植物の影に地植えする
福岡から戻ってきた時、植物の夏越しをどうするか?が一番の悩みでした。
多肉植物は毎年枯らしてしまい、庭は太陽が南と西側にガンガン当たるので、木陰があっても夏越しが難しい。
そこで、水が大好きな植物の木陰に植えれば良いのでは?と思うようになり、今年試してみました。
西日がガンガン当たりますが、バラの根元で日が遮られる場所に、毎年枯れるリトルミッシーや斑入りタイトゴメを植えてみました。
水やりは天気の良い日で、太陽が沈み切った18〜20時の間にしました。
結果、リトルミッシーが数本、斑入りタイトゴメは生き残りました。リトルミッシーは買い増ししましたが?
タイトゴメ、サクサレモスグリーン、パリダムなど色んなセダムを日差しがガンガン当たる場所に植えましたが、不思議と生き残ってます。
福岡で鉢に植えたセダム丼も野ざらしですが、生き残ってます。
マンションのベランダで水やりをしていた方が、遥かに枯れていました…
やはり、蒸れに弱いセダムは余分な水を吸い取ってくれる水好きな植物と一緒に植えるのが一番安全だと実感しました。
1番のベストは海風が通る地植え
やっぱり熱がこもる盆地は、植物にとって過酷な環境ですね。
関東で生き残れなかった植物が、海風が通る土地では生き残ったので、土地によって植物の夏越しできる確率は全然違うという事を実感しました。
うまくいけば、ビオラだってベランダで夏越しできちゃいます。
今年はバラの根元に更に蒸れに弱いセダムを植えてみる
毎年一番夏越しが難しいのが、オレガナム、白雪ミセバヤ、パープレウム、斑入りグリーンネックレス、レッドベリーです。
その中でも厳しいのが、斑入りグリーンネックレスとオレガナムとパープレウム、スプリングワンダーです。白雪ミセバヤやレッドベリーは運が良ければ生き残るって感じです。
オレガナムと斑入りグリーンネックレスの生き残る可能性は5%。
パープレウムとスプリングワンダーが10%。
白雪ミセバヤやレッドベリーが20%
あくまで私個人の体感です。
今年は私の中で一番難しいこれらのセダムを、リトルミッシーが生き残ったバラの根元の影になる場所に植えてみようと思いました。
バラの根元には多肉の土を撒きつつ…って感じですね。
まとめ
自分の庭に植えている植物をどう生き残らせるか?
庭の環境は場所、方角、木など色んな環境によって変わるので、もう毎年トライ&エラーで試していくしかないですね…
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