多肉植物のカット苗を室内で発根管理しているのですが、元々窓辺に置いていたシクラメンと雪ほたる(アイビー)には既に赤いハダニ(カンザワハダニ)が蔓延していて…
シクラメンと雪ほたるにはあまり影響がなかったので放置していたのですが、多肉植物となると話は別で対策をしなくてはいけない。
その実験結果をまとめました。
蔓延していたハダニ
以前から、室内で管理していた雪ほたる(アイビー)やシクラメンに蔓延していたのですが、枯れるほどではなかったので放置していました。
しかし、多肉植物を同じエリアで管理することになり、これはハダニ対策をしないと苗がやられてしまうと思い、色々対策を考えました。
ハダニはダニではない!
ハダニの名称にダニと付いていますが、実はクモの仲間(紛らわしい!)です。
風通しが悪かったり、乾燥したりすると、途端に繁殖する憎い奴。
繁殖するとミニバラをも枯らすくらい酷い状態になりますし、多肉植物に伝染すると景観が損なわれて致命的です。
室内で植物を管理している場合、ハダニが蔓延すると駆除しづらいのが悩み。
薬剤を撒くにも、薬剤を撒いた植物を室内に置くというのは抵抗があります。
できるだけ駆除する
シクラメンとアイビーについていたハダニを、できるだけ減らそうと、葉裏の被害が酷い葉っぱを剪定しました。
葉を減らしたところで、次に手にビニール袋を被せて、葉裏にいるハダニを潰す。
満遍なく葉裏をゴシゴシと潰していきます。
ハダニなら水でジャージャー流す方が早いのですが、冬だし、室内に置いているのでそういう訳にもいかず。
結果、葉裏にいるハダニを潰すことにしました。
アースノーマットが効果を発揮
できるだけハダニを減らしたところで、次はアースノーマットを近くに置きます。
また、気休めですがダニ避けシールを管理している多肉の近くに貼り付けておきました。ハダニは蜘蛛ですが?
赤ダニは目に見えていたのですが、このアースノーマットを置いてしばらくすると、赤い点々が、黒く動かない状態になったので、恐らく死んだのだと思います。
目に見えないハダニもいるので…死んだことを確認することはできません。
今の所、被害はなさそうです。
被害がなさそうだからと言って、アースノーマットをすぐに撤去してはいけません。
ダニは孵化サイクルがあるので、念の為アースノーマットはし続けておいた方が無難です。
ダニ避けシール
ダニが良く繁殖する梅雨時期に真っ先に買うのが、アースのダニ避けシールとシート。
もちろんこまめに布団掃除機で吸うのですが、体温高い小さい子がいると集まりやすいんですよね。
布団の下にシートを敷くと、途端に刺されないので効果抜群。
小さい子は刺されると掻きむしって悪化、とびひが心配なので、事前に防ぐが最も大事です。
その関係で、余っていたダニ避けシールが在庫であったので、ダメ元で発根管理ボックスに付けています。
気休め程度ですが、ダニには効くので虫除けにはなるかなと。
順調に発根中
待機カット苗が増えてしまいました…
牛乳パックで作る発根管理ボックスは、発根する兆候までは良いのですが、根が伸びると行き詰まって根をダメにしてしまう可能性が出てきました。
発根の兆候(カットした部分に赤い盛り上がりが出たり、根が少し出てきた場合)が出たら、空き瓶を利用することにしました。
空き瓶はジャム瓶がオススメです。
小さい苗は口が小さめのドレッシングの瓶、中サイズ以上の苗はジャム瓶がちょうど良いです。
ジャム瓶は容量によってサイズが異なるので、多肉植物がジャストサイズが理想的です。
空き瓶の口にサランラップを少し弛ませるくらいにかけて、口に輪ゴムをしてサランラップを止めます。
サランラップの中央に穴を開けて、伸びた根が痛まないようにします。
これを日中は日当たり良好な場所に置きます。
牛乳パックの発根管理ボックスは上に引っ掛けているので、下に発根管理瓶を置いています。
結構発根苗が増えてきたので、そろそろ卒業かなという苗も出てきました。
私はできるだけ家にあるものを使って、その分浮いたお金は多肉に回したいと思ってるので…牛乳パックとか空き瓶を使ってます。
少しずつ外に慣らして、室外管理に持っていけたらなと思います。
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