ローズスタイリストでバラの横張り枝をコントロールするメリット

バラ・ダフネを去年地植えして、冬の間に寒肥や堆肥でしっかり手入れをしたら、芽吹いた春は物凄い勢いで成長しています。

バラ・ダフネは半ツル性で、縦と横へ広がっていくのを利用して、横張りのツルを誘導して日陰を作ってみました。

目次

ダフネは縦と横に伸びる

バラ・ダフネは縦に伸びるシュート枝と、その縦のシュート枝から細い枝が横に伸びるという、ちょっと変わった形態です。

その為、樹形も整えやすいです。

花は縦のシュートの方が咲きやすいですが、横枝にも咲きます。

冬は大体30センチくらいに剪定したのですが、春が訪れて芽吹いた後は生育旺盛で60センチ以上のは高さと幅になりました。

概ね、縦の成長の方が勢いがありますが、横への成長も凄く、葉が混み合い始めたので、下に太陽を少し当てる為に、葉が折り重なる縦枝を少し剪定しました。

まだちょっと葉が密な状態なので、花後にまた剪定しようと思っています。

※まだ蕾が沢山ある状態で開花はしていません。

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横張りにするススメ

なぜ横張りしたいのかというと、夏でも頑丈なバラの下に日陰を作りたいからです。

あと、バラは縦に伸びると葉が重なり、内部に光が行き渡りにくくなります。

そうなると風通しが悪くなるので、縦より横に伸ばした方が良いという判断です。

横張りにする事で、中央の葉の密度を下げるのと同時に、横張りした枝で効率良く葉っぱが光合成できるようになれば、花つきも良くなると思いました。

枝を横張りに促して、日陰を作りたい

バラ・ダフネを植えている場所は西日がガンガン当たる場所です。

南側と西側にはミニバラが植えており、真夏の太陽のおかげで、毎年全ての葉を落として丸坊主に…

ミニバラの為になるべく日陰を作りたいと思い、ダフネを横張りにしようと思いました。

ダフネの影に隠れたオプティマチュチュ

去年は地植えしたばかりで、横張りにできなかったのですが、ダフネの影になっているミニバラ・オプティマチュチュは猛暑で弱った状態からの回復が早かったです。

この結果から、もっとダフネを横張りにして、ミニバラに少しでも日影を作りたいと思いました。

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横張りを補助するローズスタイリスト

ベルツモアジャパンが販売しているローズスタイリストは、バラの枝を置くこともできるし、上に上がる枝を押さえることもできる優れ物。

横に伸びた枝の根元の方はローズスタイリストで押さえつけて、垂れ下がる先の方はローズスタイリストで枝を浮かせて、下の風通しを良くさせます。

ローズスタイリストは50・70・90があり、大は小を兼ねるという事で、90を買いました。

下の空間を確保したい場合は、90がオススメです。

逆にバラ全体の高さを抑えて、下に何も植えない場合は下の空間は考慮せずに、ローズスタイリスト50で良いかなと思います。

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春の生育旺盛なダフネのお陰で横張りの範囲が増える

冬の間のお手入れのお陰なのか、ダフネの成長の勢いが物凄いので、下に植えてあるミニバラ・オプティマチュチュをすっぽり覆うことが出来ました。

もう少し横に伸ばしたい…できればあと50センチ?

ダフネは縦枝と横枝の比率が、大体7:3くらいの割合です。

横枝の成長を促すには、やはり縦枝を減らして、横枝に栄養が行くようにするしかありません。

そして、縦枝の花付きの方が凄いので、縦枝の花が咲いたら直ぐに剪定して、横枝の成長を促したいと思います。

その次は横枝から縦枝に促すのが目標です。

やはり、花枝は縦枝に付きやすいので。

バラの性質から、横枝から縦枝に促して花を持たせるなんて事が可能なのか分かりませんが、今年はちょっと試してみたいです。

まとめ

バラの横張りを促して日陰を作りたいと思ったのは、夏越しに強い植物を利用して、弱い植物を守りたいと思ったのが始まりでした。

毎年毎年夏越しを工夫しているのですが、中々厳しいので、1つ思いついたら実行して試す…トライアンドエラーを繰り返しています。

お庭の環境は人それぞれですので、私のやり方が参考になるか分かりませんが、誰かのお役に立てれば幸いです。

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