春はつぶつぶがキラキラに煌めいて、すごく可愛い姿を見せてくれました。
現在はというと…下葉がポロポロ取れて、辛うじて上の方に葉が残っている状態です。
根腐れしていないだけマシな状況ですが…
そこで、春先に夏越しを見越して実験してみる事にしました。
親株の野ざらし
親株はそのまま野ざらしにしていました。
春先は野ざらしにしていたので、水やりは雨が降ってなかった時に、気分であげる感じでした。
気温が上昇してきたので、野ざらしは止めて、雨が当たらない明るい日陰に置きました。
レッドベリーの水やりは中々気難しく、水やりすると根腐れして、水やりしないと萎れていく…
もうどうすればいいのかと悩んでいる所でした。
去年夏越しで生き残った場所
去年は駐車場の後ろに置いて、午前中は日光浴、午後は明るい日陰のかんきょうで辛うじて生き残りました。
晩秋の涼しくなった時に挿し芽しつつ増やし、買い足しました。
梅雨時期は駐車場裏の軒下に置くと、雨に野ざらしになってしまうため、雨が降る日は玄関の所に移動させていました。
実験:葉挿し苗と同じ水やりをする
親株は玄関の内側の陰になる明るい日陰に置いています。
春に挿し芽をしたレッドベリーの小苗は、最初は発根するまで水やりを控えていたのですが、どうも段々と下から干からびていく様子…
そこから、葉挿し苗と同じ環境下に入れ、水やりも同じにしました。
ピンポイントで水やりできる水さしで、1〜2週回す感じの軽い水やりを毎日夕方にしています。
ポイントは翌日の朝には乾く量です。
2週間後の違い
葉挿し苗と同じ環境と水やりをした結果…
レッドベリーの挿し木苗が青々として、ぷりぷりと元気になってきました。
ビックリです‼️
レッドベリーの挿し木苗は2つ作ったのですが、片方はしおしおになってダメかも…と思っていたのも元気になりつつあります。
この結果から、親株もダメ元で毎日水やりすることにしました。
葉が萎れる原因とは?
レッドベリーの葉が萎れて、最後は枯れてしまう原因に悩まされてきましたが、この原因の結論は水不足ですね…
下の方の順番に葉の水分を使って生きようとする為、葉が萎れていき、先端部分の葉が残っていく状態です。
葉の水分を使い果たすと、最後は干からびて枯れてしまいます。
葉がポロポロ落ちる原因とは?
葉がポロポロ落ちてしまう原因は、葉挿しの原理と同じで、株を乾燥気味にすると、きれいに葉挿しにする為の葉っぱが取りやすいですよね。それと同じで、乾燥しすぎて葉が取れやすくなっているんだと思います。
元々レッドベリーは葉が取れやすい性質ですが、水不足になると、更に取れやすくなり、自然と葉を落としてしまうというわけです。
なので、原因は葉が萎れていく原因と同じ、水不足です。
根腐れが怖いけれど、水やりは大事
結論としては、レッドベリーの水やりは根腐れが怖い、でも怖がって水やりをしなければ同じ末路となってしまいます。
レッドベリーは葉が小さいので、葉に蓄える水分量も少ないです。
なので、株自体の水分を維持しないと葉が萎れる&落ちてしまうので、他の多肉植物よりも水を好み、水やりの頻度も高くなります。
ここがレッドベリーの夏越しの難しさですね…
水やりの頻度も高ければ、高温多湿で根腐れする頻度も上がるので…
オススメの夏越し方法
ズバリ、夏越しに備えて、春先に小苗を作っておくですね。
群生させると風通しが悪くなるので、小苗にして少しでも風通し良く過ごさせるのか夏越しの秘訣なのかもしれません。
そういえば、去年は瀕死の状態を細々と生きていたのですが、下葉が取れた状態だったので、風通しは良かったです。
小苗にして、水やりを毎日次の日の朝には乾く少量をあげて管理していけば、水切れで枯れることもありません。
レッドベリーの夏越しの管理は難しいですが、毎年実験をしながら、どういう環境が夏越ししやすいのか、試行錯誤していくしかありません?
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