去年の初夏、マンションの大規模改修のおかげで碧魚連が枯れてしまい、秋に碧魚連を2鉢増やして育てています。
何故か物凄く元気で、伸び伸びになってきて嬉しい限り。
挿し芽する方法
一緒に植えたメセン・インギュラータは元気が良いものの、碧魚連より成長が遅く、浸食し始めたので、伸びた部分をカットして増やそうかなと思いました。
真冬の外でも元気に育っていて、つい最近根付いたようなので、そのメモをしておこうと思います。
根が生える部分
普通挿し芽する時は、節を残して土に挿すのですが、碧魚連の場合は節は葉で囲われていて、どうやって根が生えるのかな?と疑問に思っていました。
取り敢えず、挿し芽してみようと4つばかりカットして土に挿していたのですが、其の内の2つに根が生えていました。
根が生えていないカット苗と生えているカット苗の差
これはパッと見、幹の部分が長いか短いかの違いかなと思います。
茎の部分がちょっと短くカットしてしまった苗は、根が生えてきませんでした。
※まだ生えてはいないけれど、カット苗はまだ生きているので今後生えてくる可能性はあります。
茎の部分を1cmくらい長めに切ったカット苗は、切った部分から根が生えてきたのです。
そして、生えた部分は写真を見れば分かるように、まだ茎が若い赤い部分です。
赤い茎を長めに残してカットした方が発根しやすいと思います。
碧魚連は節からじゃないんですね〜!ビックリです。
水のあげ方
碧魚連はお水が好きな方で、土が乾いたらその都度あげています。
週2くらいの頻度でしょうか。
水の頻度を下げる季節は、冬と夏で、特に夏は碧魚連の葉に皺が出たらあげるようにしています。
蒸れで枯れてしまう可能性が高いので、水をあげる時間帯は夕方以降です。
冬は週1くらいの頻度で、土に爪楊枝を挿して、爪楊枝に浸みた水が乾いていたらあげています。
春と秋は他の植物と同じくらいの頻度で、土の表面が乾いたらあげていました。
真夏の水やり
猛暑の中での水やりに心配する方が多いと思いますが、メセン系の碧漁連やインギュラータは基本お水が好きな子なので、水を控えめにすると干からびて枯れてしまいます。
直射日光の当たらない室外機の上で南向きのベランダに置いています。
毎日かなりの量の水やりを夕方6時から7時の間にしています。※九州は日没が遅い。
それも上からジャバジャバ?
葉にシワが寄っていたら、水が欲しいという証拠なので、毎日水やりしている感じです。
蒸れることなく元気なので、きっとこのやり方で大丈夫なのだと思います。
真夏の水やりの目安は葉のシワです!
購入後の植え替え
苗が元気で枝が多い場合は、植え替える時にちょっと深めに植えると良いかもしれません。
ちょっと深めに植えると、植えた茎の部分から根が出て、自然と増えていきます。
現に植えた2鉢は、最初は根が2箇所だったのに、今では7箇所以上根付いているようです。
そうなると、どんどん増えていき、伸びで邪魔になってきたらカットして挿しておくと更に増えていきます!もう可愛くてニヤニヤが止まりませんw
花芽が付いてから咲くまで
11/29の購入時
12/21
碧魚連にお花が咲きました。
どうやら昼の間だけのようで、17時にはお花が閉じるようです!
お花が咲くということは、碧魚連の生育が順調みたい。
2018年現在の碧魚連とメセン・インギュラータ
春
去年植えた碧魚連とメセン・インギュラータの鉢は物凄く茂りました。
メセン・インギュラータの成長は碧漁連より遅いので、圧倒的に碧漁連の侵食率が高いです。
お花もいくつも咲いた状態です。
夏
少し干からびモードです。
7月下旬現在、猛暑の中でも普通に水をじゃぶじゃぶ上からぶっかけています。
かなりの量の水を毎日あげても、すぐに吸い取って乾いてしまうからか、碧漁連の葉っぱは毎日シワが寄ってしまいます。
メセン系はお水が好きな子が多いので、夏に水をあげないと干からびて枯れてしまうことの方が多いと思いました。
置き場所
春夏秋冬1年中、外で野ざらしで日当たり良好な場所で育てています。
転勤中のマンション住まいの時は、ベランダの室外機の上で育てていました。
自宅に戻った後も日当たり良好な場所に置いています。
注意したい害虫・ダンゴムシ対策
我が家の自宅はダンゴムシが物凄く多いです。
転勤中はマンションで育てていたので、ダンゴムシとは無縁だったのですが、戻ってきたらダンゴムシの餌食となってしまいました。
ダンゴムシにとって、碧魚連のあの肉質が美味しいみたいです。
そこで、ダンゴムシが多い庭で育てるのを止めて、2階のベランダで育てる事にしました。
ただし、夏のベランダは熱射が凄いので、1階に移そうと思っています。
そうなると、こまめにダンゴムシ退治をしなければなりません。
ダンゴムシ退治にはデナポン5%ベイトがよく効きます。
住友化学園芸のボトル入りのを購入したのですが、結構な頻度で使うので、キロ単位で購入してしまいました。
狙われると、食欲旺盛なダンゴムシにあっという間に食べられてしまうので要注意です。
もりもりに増やす方法
実は転勤から戻ってきて、碧魚連丼を玄関に置いていたら、旦那に鉢を落とされてしまい、既にダンゴムシの餌食にもなっていて、瀕死の状態でした。
そこで、またモリモリ碧魚連丼を作ろうと、旦那に鉢を買ってもらいました。
別の小さい鉢に碧魚連を保険で育てていたので、その苗を使う事にしました。
瀕死の碧魚連と合わせて植え込みました。
植え付ける時は周りがスカスカの方が良い
碧魚連を植え付ける時に、周りにある程度空間がある方が良いです。
碧魚連はちょっと深めの鉢に植えた方が良いかもしれません。根の生育が旺盛だと思います。
そして、パクパクが見えるギリギリの深めに植えます。
植える時に、碧魚連の枝が伸びている場合があると思いますが、枝の部分は埋まるように、軽く土をかけてあげてください。
そうすると、埋まった枝から発根して、そこを拠点としてまた育っていきます。
冬に植え付けましたが、問題なく育って、スカスカだった鉢はパクパクで埋まっています。
植え付けた時はハニーミントさんの肥料を置き肥しました。今は枝がはみ出るくらいになってきて、早く垂れ下がらないかなと思っています。
レビュー&コメント