オリビアを胴切りした後、葉の全体が皺が寄る現象が起きてしまい、根詰まり起こしているのかな?と思いきや……
子株が群生すると、元々の葉は要らなくなる?
胴切りした後、親株に出来るだけ葉を残しておいた方が生存率が高いですし、新芽も出やすいので、成長点付近のコロンとした部分と切り離したんですよね。
そうして、しばらく放置していたら、親株オリビアの葉に全て皺がより始めました。
最初は根詰まりしたのかと思って、植え替えしようとしたら、なんと茎に子株が10個以上存在してました。
元々の葉っぱの下に隠れていたんですね。
ということは、子株へ栄養や水分を渡す事によって、親株の葉っぱは役目を果たして皺が寄っているということになります。
水やりしても親株の葉の皺は取れなかったので、完全に世代交代ですね。
これからは子株がその役目を担う事になります。
※元々の成長点部分は、冬前にギリギリ発根して、現在は花芽を付けています。
子株を切り離す時にするべき事とは?
流石に10個以上子株がある状態なので、切り離す時は発根しやすい春に行うことにしました。
親株を残したいのならば、1つか2つくらい子株を残せば、親株の維持もできます。
子株を全て取り除いてしまうと、元々の親株の葉っぱは役目を終えてますし、葉っぱが全てない状態で子株を作ることになると、光合成ができないので、かなり時間がかかってしまいます。
そうなると、夏前にして親株の体力がなくなり、猛暑を乗り切る事が出来なくなってしまいそうです。
夏越しする為のエネルギーを残しておく為には、子株を1つか2つくらい残して、春に成長させる方が良さげです。
春になったら液肥をあげて、体力温存させる予定です。
他の胴切りした親株も同じ現象
パールフォンニュンベルグも秋に胴切りした多肉植物の1つです。
この胴切り親株丼に入っているパールフォンニュンベルグの元々あった葉っぱも1枚残して枯れました。
そして、茎にビッシリと子株が?
やはり、子株がある程度育つと、元々あった親株の葉っぱは役目を終えて枯れるという事ですね。
胴切りした親株を集めて鉢に植えたわけですが、凄い繁殖率です。
葉挿しとどちらが成長早い?
ちなみに葉挿しも同時進行していましたが、圧倒的に成長は胴切り親株の方が早いです。
ただ、パールフォンニュンベルグの隣にあるニクサーナの葉挿しと比較しても分かるように、ニクサーナだけは葉挿しの成功率も成長スピードも早いです。
葉挿しで育てると成長が遅い品種とかは、胴切りして子株を作った方が増やしやすいということがわかりました。
パールフォンニュンベルグの葉挿しもしましたが、まだまだ凄く小さいです。
特に、パールフォンニュンベルグなどの葉が薄い多肉植物は葉挿しの成功率が低く、成功しても成長速度が遅いので、胴切りでの繁殖をオススメします。
子株がないのに下葉に皺が寄るのは?
一方でルメールの方は、子株がないのに下葉に皺が寄っていました。
下葉がシワシワで、ちょい柔らかく、クタっとしている状態です。
一見葉が柔らかい状態でヤバいのでは?と思われるかもしれませんが、もうずっとこの状態です。
これは水不足か、根詰まりによって水が吸えていない状態でしょうか…
試しに抜いてみて、一回り大きい鉢に植えたものの、相変わらずです。
花芽も立ち上がりつつあるので、元気ではありそうですね。
こうなると、葉は元に戻りそうにないので、春に胴切りした整えた方が良いのかなと思いました。
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