床暖房で多肉植物の発根発芽促進

我が家の日中の暖房器具はガスファンヒーターを使っています。ガスファンヒーターはかなり暖かく、設定18度で十分暖かい。けれど、結露が凄い。エアコンは結露が全くつかないと言うことを知り…

目次

ガスファンヒーターは結露が凄い

ずっとリビングの暖房器具はガスファンヒーターを使用していました。

18度設定(エコ)していても、十分暖かい。

その代わりに結露が凄い事を知り、エアコンだと全く結露がつかないと知り、驚愕?

毎年結露に悩んでいて、春になると窓付近のパッキン掃除を徹底して、カビ取りをしています。

娘が小さい事もあり、中々毎日結露を拭き取るのが難しい上、拭いても直ぐに結露が付いてしまう。

そして、雑巾ばビショビショになるので、こまめに絞らないといけない。

リビングには9つ窓があるので、大変なんです。

エアコンは空気が乾燥する

ガスファンヒーターの代わりにエアコンを使用するとなると、空気が乾燥して、室内管理している植物たちに影響が出ます。

特に観葉植物ですね…。

霧吹きで葉水をするのもありなのですが、飛び散るのが悩みどころ。

空気が乾燥すると、もしハダニが居ればハダニ大発生のリスクがあります。

そこで加湿器の出番になりますが、加湿器を稼働させると湿度が上がり、結露が発生します。

結露が発生すると、今度は病気の原因になりやすい。

できるだけ、結露を発生させないようにするにはどうするべきなのか…?

床暖房を視野に入れる

1月の寒波の時、旦那が出勤でコスモスポーツクラブの送迎に行けないので、私がバスで息子を連れて行きました。

娘も連れて、気温が0度の激寒の中で行ったのですが、もう寒くて寒くて…娘なんか寒くない!と言いつつ、身体がガクガクに震えてる?

幼稚園に着いたら、床暖房が入っていて、凄く助かりました。床暖房のみなのに、こんなに暖かいの?と、その威力を身をもって体験して、床暖房の存在を考え直すことに…。

我が家には床暖房が入っているのですが、今まで一度も使用したことがありませんでした。

エネファームを導入したので、ガスファンヒーターで直にガスを使用する場合は発電しないけれど、床暖房はガスでお湯を温めるので発電し、床下に這わせるので部屋を暖めつつ、お湯を循環させます。

エネファームを最大限利用することを考えると、床暖の方が効率は良い…はずなのですが、実験的にどちらが良いのか試すことにしました。

床が暖かくなるので、今までは寒いとガスファンの近くにたむろしていたのが、最近ではみんなあちこちに寝転がっています。

これ、多肉植物の発芽発根管理にも良いのでは?と思い始めました。

床暖房で温まる端っこ付近に、鉢や発根管理中のカット苗瓶を置くことにしました。

そう、地熱みたいに下から暖めるんです。

床暖房の結露は?

床暖房に切り替えて、床暖房も結露が出ることがわかりました。

しかし、ガスファンヒーターほどではないです。

朝方に一度拭けば、あとは一日持って、翌朝に拭くという感じです。

ガスファンヒーターの時は、朝に1度拭いて、やっと拭き終わった…と思って最初拭いた窓を見たら、もう水滴付いてる?という毎日だったので、床暖房の結露はかなりマシです。

結露が多い窓辺は黒点病(黒星病)になりやすい

日当たり良好な窓辺ですが、1点気をつけなければならないのは、結露の影響で黒点病(黒星病)になりやすいということです。

結露の影響で、窓辺は湿気が溜まり、日当たりという暖かさの影響で、梅雨に似た環境になります。

実際に黒点病(黒星病)になりました。

ベニカXファインスプレーで事なきを得ましたが、1度発生すると広がりやすいので、室内管理する場合は病気に注意してください。

本題の床暖房で発芽発根促進!

今まではガスファンヒーターだったので、空気は暖かいのですが、床は冷えていました。

床が冷えていたので、発根発芽管理中の葉挿しやカット苗は棚の上に、更に下からの冷えを抑える為に雑巾を敷いていました。

床暖房に変えてから、あれ?これって床に直に置いた方が良いのでは?と思い始め、床に直置きです。

タイマーで、朝7:30〜10:00、16:00〜0:00まで床暖房しています。

10:00から16:00くらいまでは、超日当たり良好な場所に置いているので、室内管理している多肉達にとっては0:00〜7:30までが寒い時間。

寒暖差はあるものの、床暖房は電源を切っても下に這わせているお湯が冷めない限りは部屋が暖かく、緩やかに冷えていくので、ガスファンヒーターよりは暖かいはず。

人にも植物にも床暖房は優しいです。

なぜ今まで気付かなかったのか!

スノーベルベットの葉挿しの成長

前回、茎腐病でダメになってしまったスノーベルベットの葉挿しを、日当たり良好の窓辺の前に置いてある棚の上に置いて管理していたのですが、その1枚を床暖房の上に置いていた葉挿し管理の中に紛れ込ませました。

すると、棚の上に置いて管理していた葉挿しは全く変わらないのに対して、床暖の上で管理している葉挿しは直ぐに変化して、現在芽が出始めています。

ラブリーローズ、スノーベルベット、エレガンスブルーの葉挿し

その後、変化のなかった葉挿しを追加したら、芽が出そうな変化が出てきています。すごい!

黒点病で傷んだエレガンスブルの葉っぱからも芽が出てきました。

これは、床暖房での葉挿し管理が有効であるという証拠ですよね!

スノーベルベットは、茎腐病でダメになったので、葉挿しでもダメかもしれないと思い、ハニーミントさんで買い直しましたが、葉挿しがいけそうで増えそうなので嬉しい誤算です。

冬の葉挿し管理は床暖房推奨!

床暖房は床に座布団や物を置いていると、そこに熱が溜まり、結構暖かくなります。

床暖房をしていると、土が下から暖まり、根の成長を促進させます。

その影響で根が水を吸うのか、直ぐに土が乾きます。

霧吹きでの水やり頻度は毎日朝夕と頻度が高いです。

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