先日、バラ・ダフネに大きいゴマダラカミキリムシがいました…
見つけたから良かったものの、これを放置したら、卵を産み付けられてしまう?
園芸用キンチョールEが効かない!
園芸用キンチョールEは、カミキリムシの幼虫に効く薬剤です。
本来ならバラの木の中にいる、カミキリムシの幼虫を駆除するスプレータイプの薬剤なのですが、成虫にも効くかと思い、噴射しました。
しかし、やはりあの硬いボディーが邪魔をするのか、致命的な一撃にはならない。
恐るべし、カミキリムシ!
一体どの薬剤だったら効くのか…
頭やひっくり返してお腹に噴射し続けて、やっと弱り始めました。
その日はカンカン照りでしたから、鉄のマンホールの上に弱ったり状態のカミキリムシを放置したら、直射日光が当たっていたマンホールが激アツだったからか、動きがあっという間に鈍くなり、放置しました。
薬剤噴射する度に、ギィーギィーと鳴きます。
触る事も、踏みつける勇気もないので、薬剤頼りです。
成虫は若枝を食し、幼虫は古枝を食す
カミキリムシの成虫は若枝を食害します。
カミキリムシの幼虫は古枝を食害します。
カミキリムシは、ほんとバラにとって害でしかありません。
カミキリムシの成虫がいるという事は、若い枝を食害し、下手したら卵を古枝に産み付けられてしまう恐れがあります。
若い枝に齧ったような跡がある場合は、カミキリムシに狙われていると思って良いので、付近にいないか探してください。
実は去年、バラ・ダフネはカミキリムシの被害に何度もあっています。
幼虫にも、成虫にも。
成虫は見つけ次第、薬剤噴射で倒したので、去年は大体3匹くらい倒しています。
幼虫は古枝の根元の食べかすでしか発見が出来ないのが悩みです。
毎年バラに新しいシュートを出させるには意味がある
カミキリムシは古い枝や弱った枝を狙って卵を産み付けます。
バラに世代交代していない、古い枝ばかりしかないと、カミキリムシに狙われ続けるので、結果的にバラが枯れてしまう事態に陥ってしまいます。
バラに毎年新しいシュートを出させるには意味があって、古い枝がやられても、新しい枝が生きていれば完全に枯れるところまでは防げるというわけです。
ただ、新しい枝があっても、バラ自身が根元の主軸を置いている枝や根がやられてしまうと枯れる恐れもあるので、やはりカミキリムシを寄せ付けない、見つけ次第駆除することが大事。
バラ・ダフネを地植えして、そろそろ2年が経つので、新しいシュートが欲しいです。
ダフネは生育旺盛なのですが、元の太い枝からの新芽の勢いが凄い反面、新しいシュートが出にくいのかもしれません。
古参のバラ・マダムフィガロは、2年がかりで今年やっと2本のシュートを出してくれました。
ダフネもマダムフィガロ同様の手入れをしているのですが、中々根元から新しいシュートを出してくれません。
冬時期に、枝数を減らして、もう少し強剪定すべきか悩んでいます。
レビュー&コメント