去年の冬頃に、日当たり良好の場所に植えたミニバラが、猛暑の影響で葉っぱが全て落葉して、茎だけが残っている状態になってしまいました。
茎だけになったミニバラを、どう回復させるか?をまとめました。
ミニバラが落葉する原因
実はミニバラを植えた場所は複数あって、それぞれ環境が異なります。
- 西日がガンガン当たる西側
- 真夏の太陽がギラギラに当たる南側
- 南側だけど桂の木の麓で、日陰の場所
それぞれ3箇所に植えてあります。
そして、ミニバラが茎だけになってしまったのは、圧倒的に容赦なく日が照っている場所でした。
同じ南側でも、桂の木陰の下に植えたミニバラは真夏でも葉っぱが茂って、綺麗な花を咲かせている状態でした。
要するに、夏の暑さと日当たりの良すぎで、ミニバラが弱ってしまっている状態なのだと思います。
また日当たりが強すぎて、水をあげてもすぐに蒸発してしまう為、水分不足になっている可能性もあります。
気温が落ち着いてきた9月に新芽が出てきました
そんな茎だけの状態のミニバラも、気温が落ち着いてきた9月に入ると、新芽が続々と出てました。
8月は殆ど雨が降らない状況でしたが、9月に入ると雨が降るようになったので、水の吸収が追いつき、ミニバラと体力が温存されてきたのだと思います。
夏の弱っている時期に肥料は厳禁
植物が弱っていると、早く元気になってほしいと肥料をあげたくなってしまうと思いますが、弱っている時に肥料をあげると更に弱ってしまいます。
鉢植えしている場合は、日陰に置いて療養してあげてください。
我が家ようにミニバラを直植えしている場合は、1日1回気温が和らいで涼しくなった夕方に水やりします。
良くバラは水が欲しがるので、朝夕2回あげた方が良いとあるのですが、それが当てはまるのはバラ単体で植えているパターンですね…
朝方にあげると、日中の猛暑で蒸れが生じて、他の植物にダメージがいくので、私は避けています。
また、葉っぱがない状態で水をあげすぎると、水分を吸収せずに根腐れしてしまうので、最低限で良いんです。
もうひたすらギリギリの状態を保ち、猛暑が過ぎるのを待つだけです。
水をあげすぎると、植物もそれに甘えてしまうので、水をあげ続けなければならない状態になってしまいます。
ミニバラは生命力が強い方なので、多少ほっといても大丈夫です。
現にお盆時期に1週間以上家を空けて、水やりをしませんでしたが、枯れずに生き残っていました。
恐らく生き延びるために、全ての葉っぱを落としたのだと思います。
涼しくなってきたら、水やりの頻度を上げる
まだ暑さが残るので、バラへの水やりは夕方1回のみにしています。
バラは水が大好きです。
体力が回復して、新芽が出てきたら、水やりの回数を増やして、肥料をあげます。
その際、新芽を守る為に、バラの肥料と一緒にオルトラン錠剤も撒いておきます。
新芽を餌食にする憎い奴らから守る為に…。
葉が茂る前に花芽が付いた場合
葉が茂り始める前に花芽が付いてしまった場合は、体力を温存する為に花芽を切り落とします。
かわいそうですが、花芽をつけると養分が全て花芽にいってしまい、葉を茂らずのが後回しになってしまいます。
花芽をほったらかしにすると、結果的に花芽の数が少なくなる上、きれいなバラの花を見せてくれなくなります。
きれいなバラの花を沢山見たい方は、花芽を出来るだけ早い段階で切り落としてください。
まとめ
猛暑の環境でミニバラの様子を観察した結果をまとめました。
茎だけになったからと言って、諦めてはいけません。
ジッと過酷な猛暑の中で耐えているので、涼しくなって新芽が出てくるまで待ちましょう。
新芽が出てくれば、後は肥料をあげて葉を茂らせましょう。
葉が茂る前に花芽をつけた場合は、体力を温存させる為に花芽を切り落とします。
葉が茂って体力が回復すれば、花芽を沢山つけてくれます。
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